ロゼリア結成から1年9ヶ月の集大成 Roselia 1stアルバム Anfang

このアルバムには1年9ヶ月の5人の全てがつまってます。





今回、Roselia(ロゼリア)は2018年5月2日に、1stアルバムとなる、「Anfang」をリリースしました。
わたしはフラゲで今日(5月1日)ゲットできましたので、早速語らせていただきます。

 

2016年8月5日に結成したロゼリアがまさかわずか1年9ヶ月という短い期間でアルバムを出す日が来ようとは、誰が想像していたでしょうか。
少なくとも、僕はこんなにも彼女らが快進撃を続けるとはちょっと予想してませんでした。
もちろん、ある程度は行ける、とは思っていましたが、完全に甘く見てしまっていたようです。
僕の予想と希望を遥かに上回る活躍に、興奮を隠しきれません。

 

とにかく、彼女らの快進撃には常に驚かされ続けたのが正直なところです。
まずは、Poppin’ Party(ポピパ)の3rdライヴでのシークレットライヴパフォーマンス。
このバンドリ!プロジェクトで、リアルにバンド演奏をするのはポピパだけだろうと、普通に考えていた僕は、思いもしなかったロゼリアのパフォーマンスに度肝を抜かれました
想像を越えたステージを見せてくれたロゼリアが、その後、ポピパを食ってしまうのではないかという勢いを見せ始めた瞬間です。

 

そのシークレットライヴ後のわずか1年3ヶ月の間に、シングルも5枚リリース
それも、売り上げやチャートでは、ほとんどがポピパのシングルを上回る、というこれまた驚きの展開でした。
また、この1年ちょっとの間に1stライヴ「Rosenlied」、そして2ndライヴ「Zeit」と単独ライヴを成功させていきます。
楽器のちゃんとした経験者が、キーボードの明坂さんくらい、という状況で、これは見事としか言いようがありません。

 

僕は、このプロジェクトは一つの偉大なる実験ではないか、と思っています。
ほぼ素人同然の人たちにバンドを組ませたら、どこまで成長できるか、ってのがテーマです。
その白羽の矢が立てられたのが声優の皆さんだった、というわけです。
そして、もう、実験の結果は出たようですね。
このわずか1年9ヶ月であれだけのステージパフォーマンスを見せてくれるとは、この実験は大成功だったとしか言いようがありません。
でも、当然これは簡単なことではなかったことでしょう。
プロによる指導と、それに応える声優さんたちの、多忙な中を縫っての陰ながらの大変な努力の賜物に違いありません。
ほんとに、彼女らのそうした努力と成長を見るにつけ心が震えてしまうのは僕だけではないでしょう

 

そんな1年9ヶ月の彼女らの軌跡が、こうして1枚のアルバムとして形になったのは、ほんとにうれしいですね。
タイトルはまたもドイツ語で、「Anfang」(読み:アンファング)。
その意味は「始まり」です。
1stアルバム、という意味で考えると、とてもふさわしいタイトルですね。

 

ただ、ベースの遠藤ゆりかさんは5月の活動をもって引退を決定しておられます。
今井リサ、というキャラクターとしてもはまり役で、加えてベーシストとしても非常に成長を遂げた遠藤さんがロゼリアを離れるのは非常に残念で悲しく思います。
ですが、このタイミングで1stアルバムが出るのはとても良かったですね。
この最初の5人での集大成とも言える内容になっていますから。
遠藤さんの声と、そして思い出までもが凝縮した非常に濃い内容のアルバムだと言えますね。

 

それと共に、遠藤さんが旅立ってもロゼリアはこれからも進んでいく、という決意も含めて考えると、やはりこの「Anfang」というタイトルは絶妙だと思えます。
新生ロゼリアとしても、これまで同様、力強く進んでいく様子をこれからも応援していきたいと強く感じます。
遠藤さんのこれからと、ロゼリアのこれからは道は違いますが、どちらもがんばっていってほしいです。

Anfangの楽曲紹介

Tr.1 Neo-Aspect

さて楽曲を紹介したいと思いますが、まずはど頭に新曲きました。

作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)

ロゼリアのアルバムの幕を開けるにふさわしい、メタリックな疾走チューンです。
Neo-Aspect(読み:ネオ-アスペクト)とは真の姿、と相羽さんが説明しておられました。
新しい姿、というのが一般的な意味だと思います。
ちょうど歌詞の中では「魅せよう新たな姿を」と歌われる部分が、このタイトルの由来と言えると思われます。
ロゼリアの新たな面を見ようという気概の感じられる曲になっています。

 

完全にロゼリア節といってよいほどの、ロゼリアらしい楽曲ですね。
サビの力強いヴォーカル、相羽あいなさん、いつものように地声で振り切って歌ってますね。
また、全員のコーラスもいつもどおり楽曲のもう一つの見せ場としてきらめいています。
このコーラスの中の遠藤さんの声が、今回で最後だと思うとなんか切ないですね。

 

今回も各楽器、見せ所はたっぷりありますね。
これまで同様、CDの演奏は全てプロのミュージシャンによるレコーディングです。
ヴォーカル&コーラスパートのみメンバーが録音しています。
で、あとは、ロゼリアの5人がいかにこの曲をライヴで自分たちのものとして演奏できるかが、非常に楽しみです。
5月13日の幕張メッセ国際展示場で開かれる、BanG Dream! 5th☆LIVEでのロゼリアのライヴ、-Ewigkeit-(読み:エイヴィヒカイト、意味:永遠)にて披露されることは間違いないでしょう。
どんなパフォーマンスが見られるか、非常に期待の持てる素晴らしいオープニング曲になっていますね。

Tr.2 BLACK SHOUT

ロゼリアのデビューシングル、全ての始まりの曲ですね。
この曲が出たときは、ロゼリアがここまで大きくなるとは、とても予想できませんでした。

 

ライブを重ねるごとにクオリティのあがる、彼女らにとって非常に大切な歌です。
この曲に関しては、別記事で熱く語っていますので、ぜひご覧ください。→バンドリ! Vol.6 Roselia 1stシングル BLACK SHOUT

Tr.3 Opera of the wasteland

この曲は5thシングルですね。
これは、ガルパのストーリーに合わせて作られた楽曲です。
ロゼリアのメンバーがオンラインゲームをする、という内容に沿った歌詞と曲風になっていて、とても勇壮でいい曲ですね。
これまたライヴでの披露が待たれる名曲の一つです。

 

この曲についても別記事で熱く語っていますのでぜひともご覧ください。→バンドリ! Vol.34 Roselia 5thシングル Opera of the wasteland c/w 軌跡

Tr.4 陽だまりロードナイト

この曲は2ndシングル、Re:birth dayのカップリングになっています。
実は、この2ndシングルに関して記事を書いたときには、あまり引っかかっていなかった楽曲です。
ところが、その後ちょっと遅れてガルパのストーリーで登場した楽曲だということを知ったのです。

 

そのストーリーでは、頂点を目指す湊 友希那、氷川紗夜、そして後から加入して、まだそこまでの強い気持ちのない、宇田川あこ、白金燐子の二人。
この両派の間で、実にいい感じで柔らかい雰囲気を作り出す今井リサに焦点が当てられた話でした。
ちょうどリサ不在のバンドで、物事がうまく行かず、空気が悪化してきたのですが、リサ登場でギクシャクしたバンドの空気は一転
4人がリサの存在感の大きさに気付き、リサに感謝の気持ちを強め、それによってバンドの結束も強まる、といういいストーリーでした。

 

そうした内容を踏まえて聞くと、この曲は決してロゼリアの本流からは外れていないことに気付けました。
むしろ、友希那がこんな歌も歌えるようになった、という成長さえ感じられるのです。

 

そしてライヴでも、リサ役の遠藤さんがフィーチャーされ、センターに連れてこられるなど、まさにリサ(遠藤さん)のための楽曲であることが表現されています。
これは、5thライヴでは、もはや涙なしには見られない楽曲の一つになることは間違いないでしょう。
非常に楽しみです。

Tr.5 ONENESS

これは、4thシングルですね。
これまた、ロゼリアらしいかっこいい曲です。

 

この曲に関しても別記事で熱く語っていますので、ぜひご覧ください。→バンドリ! Vol.27 Roselia 4thシングル ONENESS

Tr.6 Re:birth day

これは2ndシングルです。
これまた、とてもエモーショナルないい楽曲だと思いますね。

 

この曲も別記事で熱く語っていますので、ぜひご覧ください。→バンドリ! Vol.12 Roselia 2ndシングル Re:birth day

Tr.7  Legendary

これは、このアルバム用の新曲の2曲目です。
この曲はアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」OPテーマともなっており、そのアニメは良く知らないのですが、なかなか勇ましい楽曲になっています。

作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲:上松範康(Elements Garden)
編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)

こちらは上松さんが作曲ですね。
ロゼリア楽曲は、こうした本気モードの楽曲、いわゆる神曲が多いと感じられますね。

 

特に、最高峰の音楽を志す、という設定のあるバンドだけに、作家陣も相当気合入れているように感じられます。
Legendary(読み:レジェンダリー、意味:伝説的な)と名づけているだけあって、余計にその感じが伝わってきます。
ロゼリアも、伝説的なバンドをリアルで目指せるんじゃないか、って気がしてきますよ。

 

楽曲はシンフォニックなアレンジがたっぷり施されています。
これもまたライヴ映えする楽曲ではないでしょうか。
ストリングス系の音は同期として流されるとは思いますが、バンドとしての力量を十分に出せる楽曲になっていると思います。

 

これも5thライヴでどのように披露されるか、大きな期待を持って待ちたいと思います。

Tr.8 -HEROIC ADVENT-

これはどっちかというと爽快系の楽曲ですね。
3rdシングル 熱色スターマインのカップリングになっています。

 

アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG Z」ED主題歌となっており、これもアニメの世界が幾らか表現されている内容になっています。

 

これも、勢いと疾走感のある楽曲なので、ライヴ映えするのは間違いないでしょう。

Tr.9 Determination Symphony

これは、4thシングル ONENESSのカップリングです。
表題曲に負けず劣らずかっこいい、これもロゼリアらしい魂のこもったロックチューンです。

 

この曲は4thシングルリリース前に、2ndライヴ「Zeit」で披露されています。
その時のライヴが、バンドリ!の公式You Tube、バンドリちゃんねる☆にて期間限定公開中です。
期間限定公開、と言いつつも、無期限でアップしたままの運営はやはり神運営なのかもしれません。
このパフォーマンスでは、まだシングル化の前だったため、ギタープレイなどがCDとは異なっており、マジでライヴをしている、という実感を与えてくれてます。

 

また、この曲のライヴの解説は、本編の記事で後ほど行なわせていただきたいと思っています。

 

とにかく、これもかっこよい、神曲の一つです。

Tr.10 熱色スターマイン

これは3rdシングルですね。
この曲もまたまた熱いいい曲です。

 

これについてもかなり熱く語っていますので、別記事を読んでいただければ、と思います。→バンドリ! Vol.18 Roselia 3rdシングル 熱色スターマイン

Tr.11 軌跡

この曲は、5thシングル Opera of the wastelandのカップリングであり、両A面と言ってもよいクオリティを持った楽曲です。
特に、やはり歌詞がたまりません。
間違いなく遠藤ゆりかさんのロゼリアからの離脱を受けて、彼女に捧げる歌になっているのです。

 

怒涛のアルバムのラスト直前に現れた、オアシスのような楽曲と言えますね。

もう、これが5thライヴでプレイされた日には、号泣間違いなしでしょう。

 

この曲に関しても別記事で熱く熱く語っていますので、ぜひお読みください。→バンドリ! Vol.34 Roselia 5thシングル Opera of the wasteland c/w 軌跡

Tr.12 LOUDER

これは、彼女たちのデビューシングルBLACK SHOUTのカップリングです。
ロゼリアの楽曲の中でも最速の部類に入るのではないでしょうか。

 

1stシングルでこの演奏をプレイするようにと言われたメンバーも驚いた超速ハードロックです。
でも、やはり最初から高いレベルの楽曲をあてがわれたことが、バンドの急成長を促したのではないかと思いますね。

 

もちろん、ロゼリアのライヴでは同期のサウンドが流されています。
しかし、それに合わせてバンド5人の声と音がリアルに披露されているわけです。
成長に合わせて少しずつ同期の音を減らして、プレイパートを増やしているようですし、最初は簡略化していたプレイも少しづつ難しいものに変化させていっています。
やはり初心者でも1年9ヶ月で、こんなに成長できるんだ、ということが一つのメッセージとしてライヴの中で主張されていると思います。

 

とりわけ、この曲ではドラムの櫻川さんはかなり体力を消耗するようでしたが、いまやそれを乗り越えかなり余裕でプレイできるようになっていると語っておられます。
5人の始まりのCDに収められたこの曲は、ずっとライヴで披露され続けるにちがいありません。

 

アルバムのラストが、この疾走曲というのも、ロゼリアの本質を表しているようでとても好感が持てます。

ロゼリアのこれから  BanG Dream! 5th☆LIVEに向けて

5月12日、13日にはBanG Dream! 5th☆LIVEが幕張メッセ国際展示場にて行なわれます。
Day1の12日には、Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!
Day2の13日には、Roselia -Ewigkeit-と、二日かけての対バンライヴのようになっています。

 

ロゼリアにとっては3rdライヴとなる、この -Ewigkeit-(読み:エイヴィヒカイト、意味:永遠)と銘打ったライヴは大きな期待を寄せるにふさわしいと言えるでしょう。
何と言っても、1年9ヶ月の活動の集大成とも言えるライヴになります。
集大成のアルバムを引っさげてのライヴに期待しない理由など見当たりません

 

そしてもう一つの大きな要素は、このライヴをもってベースの今井リサ役の遠藤ゆりかさんがロゼリアから離脱する、というドラマです。
本人の体調の不調によって十分なパフォーマンスが見せられない(全ての声優の活動において)、というのが引退の大きな理由のようです。
本当にまじめな人だったんだな、と改めて感心します。
僕からすると、十分なクオリティの演技、プレイを見せてくれてたのにな、と思います。

 

しかし、これは本人にしかわからないことなので、それを尊重し、これからの彼女の新たな道にエールを送りたいと思います。
そして、本人は、5月末までの活動は最後までしっかりと務め上げる旨を語っておられますので、このライヴをしっかり見届けたいと思いますね。
ロゼリアのオリジナルメンバー5人で行なわれる最後のライヴ
ロゼリアというバンドはいつか必ず終わる日が来ると思いますが、ここで作られる思い出は -Ewigkeit-(永遠)5人とバンドリーマーの胸に刻まれることでしょう。
絶対に感動的なものとなるに違いありません。

遠藤ゆりかさん 思い出を永遠に

いつも言ってますが、僕は在宅バンドリーマーなので、今回も5thライヴには参戦できません。
なので、当日現場に行けるバンドリーマーさんに全てを託したいと思います。
僕のかわりに魂を込めて、応援してきてください!
そして遠藤さんの旅立ちと、ロゼリアとの絆の深さを目に焼き付けてきてください!

 

僕はEwigkeitの映像化を待って、時間差で応援したいと思っています。
ブシロード様、一刻も早く、商品化、映像化をよろしくお願いいたします!(ライヴまだですけど・・・)

Roselia 1stアルバム AnfangのBlu-ray付生産限定盤について

今回購入したロゼリアのアルバムは生産限定盤でありまして、なんと2枚のBlu-rayが付属しております。

 

内容は、2017年6月に開催されたRoselia 1st Live 「Rosenlied」、同年10月に開催されたRoselia 2nd Live 「Zeit」のライブ映像の2本です。
「Rosenlied」の方は、ONENESSBlu-ray付生産限定盤についてきたライヴとは異なるものです。
ONENESSに付属してるのは、追加公演分で、7000人のキャパの会場(有明コロシアム)で行なわれたものです。
それに対して、今回のは正真正銘の1stライヴ、700人のキャパの会場(shibuya duo MUSIC EXCHANGE)で行なわれたものです。

 

まだまだ笑顔の固い5人のパフォーマンスが見れるとは、これはお宝映像と言っても過言ではないでしょう。
追加公演の映像化だけでも十分満足感はありましたが、さらに大きな満足を得られそうです。
ブシロード様に感謝したいところです。

 

そして2本目は2nd Live 「Zeit」です。
やっときましたね。
長らくお待ちしておりましたよ。
2017年10月8日(日)に幕張イベントホールで行なわれた2ndライヴ、ということで、映像化を待ちわびておりました。
半年以上待たされましたが、これも非常に期待しております。

 

これから2本とも鑑賞したいと思います。
そしていつものように、後ほど私の部屋にてライヴの実況中継を行いたいと思いますので、良ければ読んでくだされば嬉しく思います。

 

とにかく楽しみで仕方ありません。
ゲットしていない方は早めの購入をお勧めいたします。