Poppin’ Party 1st Album「Poppin’on!」





2019年1月30日。

ついに、Poppin’ Party(通称:ポピパ)の1stアルバムが発売になりました。

 

活動開始して約4年、1stシングルリリースから約3年の歴史のつまった2枚組のアルバムになっています。

 

後発のバンドリ!プロジェクトの2番手バンド、Roselia(ロゼリア)の1stアルバムAnfangはすでに1年9ヶ月の活動をまとめたものとしてリリースされています。
ロゼリアの場合は、ベーシスト、今井リサ役の遠藤ゆりかさんのバンド卒業をきっかけに前倒しで作られたとも言われてますので、ポピパを追い越してのリリースとなっています。
そして、その後、キーボードの白金燐子役の明坂聡美さんも卒業し、現在オリジナルメンバーは5人中3人となっています。
バンドメンバーの変更という危機を乗り越えながらもパワーアップしていくロゼリアは、さらに人気を獲得していっております。

 

それに対して、ポピパの5人は、2015年春に3人(愛美さん西本さん伊藤さん)でバンドを始めて以来、ライヴを重ね、その後大塚さん、最後に大橋さんが加わり、5人のバンドが固まりました。

 

そうして、満を持して、2016年2月24日、ついに5人のポピパでCDデビューを果たします。
それ以来、3年間で12枚のシングルをリリースし、単独ライヴも6thライヴまで開催してきました。
この歴史の中で、在宅バンドリーマーの僕にとって、何が1番うれしいかって、最初の5人が欠けることなく今でもポピパとして活動している!!、ってことです。

 

ロゼリアのようにメンバー変更があるのも、ほとんどのバンドのある種、宿命みたいなところもあります。
そして、それをいかに新しいメンバーと共に乗り越えていくか、というのもドラマティックな見所でもあります。
でも、やはり、メンバーが卒業していくのは、とても寂しくもあります。
なので、ポピパがオリジナルメンバー5人で活動を続けていること自体がうれしくてたまらないのです。

 

やっぱりポピパの魅力は、5人のキャラが合わさった時の幸せな雰囲気で、こっちも思わず顔がにやけてしまうような、愛と平和の満ちる温かな雰囲気だと思ってます。
そんな5人が、仲良く、力を合わせてライヴを作り上げ、バンドとしての実力を上げていく、その成長を見守れるのが、バンドリ!プロジェクトの醍醐味だと確信しています。
また、5人の絆がアニメ内同様深まっていく様子を見れるのも、バンドリーマー冥利に尽きます。
それで、こうして、CDデビュー以来約3年の歴史を振り返るアルバムが完成した、というのは、ただただ、うれしいとしか言いようがありません。

 

これまで、ほぼほぼ全作品についてレビューを語ってきましたが、それをこのアルバムを聴きながら振り返るのも、非常に思い出深くも感慨深くもあります。
声優さんユニットがリアルバンド活動をすることへの疑心暗鬼から、CDリリースとライヴを重ねるにつれ、次第にこのバンドは大丈夫だ、という確信に変わっていく様子が記録されています。
アルバム全体も軽くレビューしますが、過去記事も振り返っていただけると、一層ポピパの魅力に触れることができるのでは、と思っています。

1st Album「Poppin’on!」アルバムレビュー

Disc1

Tr.1 Yes! BanG_Dream!

2016年2月24日リリースの1stシングル。

 

オリコンウィークリー最高位52位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

なんと言っても、始まりの楽曲ですね。
CDデビュー前の2015年の4つのライヴでも、全てでプレイされた、ポピパの始まりの曲であり、代表曲とも言えるでしょう。
やはり、この曲でポピパの方向性や、バンドのポテンシャルが計られたのではないでしょうか。
ただのポップソングと思いきや、意外に速いテンポなかなか複雑な構成5人のプレイ(ギター、ベース、ドラム、キーボード)が目立つ絶妙な作り、などの含まれたこの曲を1番最初に出せたのが、ポピパの快進撃につながったのではないかと僕は思っています。
この完璧な代表曲を作った上松さんの才能、恐るべし、デス。

 

この曲に関しては2記事に渡って書いてますので、ご覧ください。

バンドリ! Vol.1 けいおんからバンドリへ  Poppin’ Party ー Yes! BanG Dream! 

バンドリ! Vol.2 Poppin’ Party 1stシングル Yes! BanG Dream! c/w ぽっぴん’ しゃっふる

Tr.2 STAR BEAT!~ホシノコドウ~

2016年8月3日リリースの2ndシングル。

 

オリコンウィークリー最高位27位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

2015年の2ndライヴで初披露された、これまたポピパを代表する名曲ですね。
切なく美しいメロディが、バンドサウンドに見事に昇華された楽曲です。
これまた、展開や構成が見事で、さらに高速でもあり、ポピパの勢いを詰め込んだ優れた楽曲に仕上がってます。
さすが、上松さん、相当このプロジェクトに力を入れてるってのがひしひしと感じられますね。

 

もう、青春感たっぷりで、涙腺を刺激する素敵な楽曲になってます。

 

この曲に関しても記事で語ってますので、ご覧くださいませ。

バンドリ! Vol.3 Poppin’ Party 2ndシングル STAR BEAT!~ホシノコドウ~ c/w 夏色SUN! SUN! SEVEN!

Tr.3 走り始めたばかりのキミに

2016年12月7日リリースの3rd両A面シングルの1曲目。

 

オリコンウィークリー最高位10位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

2016年4月24日の First☆LIVE Sprin’PARTY 2016!ですでに披露されていた名曲です。
これも上松さん作曲で、ちょっと昔の歌謡曲っぽい懐かしいテイストが織り込まれたバンドサウンドとなってます。
そして、この曲では、初めてメンバー全員の歌唱ソロパートが含まれることになりました。

 

自らの、そしてリスナーへの応援ソングとして定着した、これまたポピパの代表曲の一つとなってますね。

 

この曲に関してはこちらをご覧ください。

バンドリ! Vol.4 Poppin’ Party 3rdシングル 走り始めたばかりのキミに/ティアドロップス

Tr.4 ティアドロップス

2016年12月7日リリースの3rd両A面シングルの2曲目。

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

これも4月24日の First☆LIVE Sprin’PARTY 2016!ですでに披露されています。

 

この曲は、それまでの楽曲とは全く毛色の変わったハードロックとなっています。
ヘヴィなギターリフを中心とするロックソングですが、ポピパのメンバーがプレイすると、非常にカッコかわいく、ギャップ萌え必至です。
ポップソングから、ハードロックまで、振り幅を広げてポピパの魅力が一層際立つことに成功したと思いますね。

 

この辺になると、一般のロックフェスにしれっと混じってプレイしても、そんなに違和感がないのではないか、と思えます。(衣装は別ですがw)
非常にかっこいい、ロックスタイルの曲で、上松さんの力量も十分にうかがえます。
とにかく、初期のポピパの楽曲に関して、上松さんの作曲スキルは神掛かってたと改めて思えます。

 

この曲に関しては前曲と同じ記事に書いてますのでどうぞ。

Tr.5 ときめきエクスペリエンス!

2017年2月1日リリースの4thシングルにして、バンドリ!1期のオープニング主題歌。

 

オリコンウィークリー最高位12位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

さまざまなメディアミックスを念頭に置いて始まったバンドリ!プロジェクトの、恐らく基盤を成すと思われるアニメ作品がついに2017年1月に始まりました。
そのオープニングテーマがこの曲です。

 

学園もの、バンドもの、女子高生もの、といった複合的な要素を見事に詰め込んだ、これまた名曲と思いますね。
青春を表わす疾走感、甘酸っぱい切ないメロディ、5人の音がしっかり際立つバンドサウンド
完璧なアニメ主題歌と思えましたね。
上松さん、天才的です。

 

この曲については、次の記事をご覧ください。

バンドリ! Vol.9 Poppin’ Party 4thシングル ときめきエクスペリエンス! c/w 1000回潤んだ空

Tr.6 キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~

2017年2月15日リリースの5thシングルにして、バンドリ!1期のエンディング主題歌。

 

オリコンウィークリー最高位11位

 

作詞:中村航
作曲:藤永龍太郎 (Elements Garden)

 

アニメ1期のエンディング曲ですが、これまた切なく疾走してて青春感たっぷりの楽曲です。
2番では、愛美さん以外の4人の歌唱ソロパートがあって、それがまた非常に良いです。
サビの4つ打ちのリズムの疾走感がたまりません。

 

今回は、ついに上松さんではない方の作曲になったのが注目点かもしれません。
このころは、すでにロゼリアがCDデビュー直前で、上松さんはそっちに注力してる感じの時期ですね。
とは言っても、同じ才能集団Elements Garden所属の方による作曲なので、全然ポピパの曲としての違和感もなく非常にいい曲を作ってくれたと思います。
藤永さんはこの後もポピパに名曲を作っていってくれましたね。

 

この曲については、次の記事をごらんくださいませ。

バンドリ! Vol.19 Poppin’ Party 5thシングル キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜 c/w Happy Happy Party!

Tr.7 私の心はチョココロネ

バンドリ!1期アニメの挿入歌で、後に配信シングルとして2018年4月23日にリリースされてます。

 

作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲:藤田淳平(Elements Garden)

 

アニメ劇中で、初めてのライヴ、クライブで披露した楽曲です。
劇中では牛込りみ作とされており、とても甘くかわいい楽曲になってます。

 

テンションの高めの楽曲が多いポピパの中で、1番リアル高校生バンドレベルの楽曲かもしれません。
とはいえ、しっかりと作られているので、簡単とは思えません。
作詞は、ロゼリア他、パスパレ、アフターグロウ、ハロハピなどでヴァリエーション豊かな詩の世界を生み出している織田さん(Elements Garden)です。
かわいらしい世界を表現してますね。
藤田さん(Elements Garden)も適度にかわいいバンドサウンドを作ってくれました。
4th武道館ライヴでポピパメンバーが楽しげに跳んでいたのが脳裏から離れません。

 

この曲についてはこちらをご覧ください。

バンドリ! Vol.39 Poppin’ Party 私の心はチョココロネ と 祝アニメ2期3期制作発表

Tr.8 前へススメ!

2017年5月10日リリースの6th両A面シングルの一曲で、アニメ1期の劇中歌でもあります。

 

オリコンウィークリー最高位12位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

この曲が出てくるまでのアニメ内のドラマが非常に感動的だったので、この曲を聴くとやはり涙腺がゆるみます。
声を失った香澄が、みんなの助けで歌を取り戻す流れがとても良かったです。
また、この曲にも4人の歌唱ソロパートもありますが、それぞれが歌う部分の歌詞の内容がそれぞれのキャラにぴったりと合っていて、これも非常に感動的です。

 

上松さんお得意の、バラードタイプのイントロからのロックタイプへの変貌型です。
エモーショナルな内容の歌詞が、疾走するバンドサウンドと絡まって、絶品に仕上がってます。

 

この曲についてはこちらをどうぞ。

バンドリ! Vol.20 Poppin’ Party 両A面 6thシングル 前へススメ! / 夢みるSunflower

Tr.9 夢みるSunflower

2017年5月10日リリースの6th両A面シングルの一曲で、アニメ1期の最終回での劇中歌でもあります。

 

作詞:中村航
作曲:藤田淳平(Elements Garden)

 

アニメで、香澄の精神的トラブルを乗り越えた後、念願のライヴハウスSPACEでの出場を果たした時に演奏した楽曲です。
無事に危機を乗り越えたあとの、吹っ切れた感じの伝わる、爽やかな楽曲になっています。

 

チョココロネの藤田さんが、いい仕事をしてくれてます。

 

爽やかさのなかに切なさの含まれた、絶妙な楽曲ですね。

 

この曲については、前曲と同じ記事に書いてますので、ご覧ください。

Tr.10 ティアドロップス ~Popipa Acoustic Ver.~

Tr.11 走り始めたばかりのキミに ~Popipa Acoustic Ver.~

Disc2

Tr.1 Time Lapse

2017年9月20日リリースの7thシングル。

 

オリコンウィークリー最高位6位

 

作詞:中村航
作曲:上松範康(Elements Garden)

 

アニメも終わり、ひと段落ついてからの、ポピパの新たな始まりの一章を刻み付けた名曲が登場です。
アニメが終わり、それもその作画に関してかなりのブーイングが出てたわけで、当然2期の発表もまだだいぶ後です。
4thライヴが終わったら、このプロジェクトも終了の可能性もちょっとあるのかなと不安に思ってました
ポピパはこの先どうなるのだろうと、強く心配してた矢先の4th武道館ライヴで発表されたこの新曲です。

 

今回は、今まで以上に上松さん、気合入ってたのではないでしょうか。
ティアドロップス以来の、激しいロックチューンの名曲が生まれました。
完全に一皮向けて大きく成長したポピパを感じられる、素晴らしい楽曲だと思います。
ポピパの、アニメ1期後の活動に、強い期待と確信を持てた、ターニングポイントとなった楽曲とも思っています。

 

この曲に関しては、次の記事で熱く語ってますので、ぜひともご覧ください。

バンドリ! Vol.21 Poppin’ Party 7thシングル Time Lapse c/w 八月のif / 夏のドーン!

ついでに、4thライヴで披露されたこの曲の様子も書いてますので良ければどうぞ。

バンドリ! Vol.24 Poppin’ Party 7thシングル Time Lapseをライヴで見てみる(4thライヴ in 武道館)

Tr.2 八月のif

2017年9月20日リリースの7thシングル「Time Lapse」のカップリング曲で、アニメ1期終了後に出たOVAの挿入歌となっています。

 

作詞:中村航
作曲:藤永龍太郎(Elements Garden)

 

ここで、このアルバム初のカップリング曲の収録です。
リード曲の「Time Lapse」とは打って変わって、ゆったりしたバラードです。
こんなのんびりした楽曲は、ポピパ史上初となりますね。

 

そして、この曲はアニメOVAで、海の家のライヴ会場でプレイされてます。
自然な流れでドラムの沙綾が前に出て香澄とのツインヴォーカルでの披露となるシーンです。

 

やはりこの曲で特筆すべきは、愛美さんと大橋さんの最強ツインヴォーカルであることに間違いありません。
かつてのライヴでも、二人のハーモニーの相性が最上級に良いことはわかってましたが、ここに来て、さらに本気を見せてくれてます。
CDでは、恐らく別々にレコーディングするので、出来が良いのは、まあ想定内です。
しかし、4th武道館ライヴでは、生ライヴでもばっちりのハーモニーを聴かせてくれてますね。
たかが声優さん、となめてかかると大やけどするレベルの、二人の歌唱力です。

 

カップリングからの初選出も当然と思える、クオリティの高い楽曲です。

 

この曲に関しては、前曲と同じ記事に書いてますのでご覧ください。

Tr.3 クリスマスのうた

2017年12月13日リリースの8thシングル。

 

オリコンウィークリー最高位16位

 

作詞:中村航
作曲:菊田大介(Elements Garden)

 

エレガの菊田さん初参戦のキャッチーな楽曲です。
ポピパのクリスマスソングも初めてですね。

 

有咲の感情がたっぷり詰まった、かわいらしい楽曲になってます。
演奏も、倍テンのなかなか早いテンポで、新しいリズムに挑戦した感じになってます。

 

この曲については次の記事をご覧ください。

バンドリ! Vol.30 Poppin’ Party 8thシングル クリスマスのうた c/w B.O.F / キミにもらったもの

Tr.4 B.O.F

2017年12月13日リリースの8thシングルのカップリング曲です。

 

作詞:中村航
作曲:DAIGO

 

ポピパ史上初の、エレガ以外の外部ライターによる楽曲です。
大げさにいいましたが、DAIGOによる作曲です。

 

この曲が、このアルバムに選出されるのは、ちょっと意外ではありました。
まあ、これまでのエレガメンバーによる、凝った作りの楽曲に慣れてしまってたので、こんなあっさりストレートなポップロックソングはちょっと毛色が違ってましたからね。
でも、逆に言えば、一般J-POP的な楽曲でも、ポピパが歌えば彼女たちのモノになってしまう、という新たな発見があったとも思えます。
そのヘンがポピパマジックなのかもしれません。
普通にいい曲だと思います。

 

そして、この曲では愛美さんと大塚さんが、ツインヴォーカルをとっています。
これもまた新たな雰囲気でよかったですね。
いろんなチャレンジが見られるのもポピパの魅力の一つです。

 

この曲も前曲と同じ記事に書いてますのでどうぞ。

 

ちなみに、記事の中では「Dreamers! Go Fighting! Shoot it!」の部分の歌い分けについて言及できてませんでした。
順に、西本さん、大橋さん、伊藤さんによる声でした。
当時聞き分けられなかったのが非常に悔やまれます。
その後の、「もっと Miracle! ドキドキさせて!」の愛美さんパートが強烈過ぎたので・・・、と言い訳してみますw

Tr.5 CiRCLING

2018年3月21日リリースの9thシングル。

 

オリコンウィークリー最高位7位

 

作詞:中村航
作曲:岩橋星実(Elements Garden)

 

エレガの岩橋星実(いわはしせいま)さんが、「夏のドーン!」に続いて2曲目の作曲参加です。

 

これもまた、ポピパらしいいい曲ですよね。
タイトルの意味や歌詞もポピパ5人の強い絆を感じさせるものですし、曲調も見事にキャッチーです。

 

この頃、ポピパの3周年とか、5thライヴの開催などのニュースもあり、相変わらずのこんなクオリティの高いシングルに安心させられたのを思い出します。

 

この曲については、次の記事をご覧くださいませ。

バンドリ! Vol.33 Poppin’ Party 9thシングル CiRCLING c/w Light Delight

Tr.6 二重の虹(ダブル レインボウ)

2018年7月11日リリースの両A面10thシングルの1曲目。

 

オリコンウィークリー最高位4位

 

作詞:中村航
作曲:菊田大介(Elements Garden)

 

この時期には、アニメの2期、3期の制作が発表され、安心して見守ってられるようになってた頃のシングルです。
それも、ついに10枚目のシングルということで、非常に感慨深いと共に、よくもまあこれだけのクオリティを10枚22曲に渡って保ってきたな、と、エレガの皆さんを誉めてあげたいところですね。

 

で、今回もまたも名曲の誕生です。
「クリスマスのうた」以来の菊田さんの2曲目提供曲です。
ポピパの爽やかさと勢いが封じ込められ、なおかつちょっぴり切ない、いつもの雰囲気をしっかり生み出してくれてます。

 

この曲については、次の記事をご覧ください。

バンドリ! Vol.42 Poppin’ Party 10thシングル 「二重の虹(ダブル レインボウ)/最高(さあ行こう)!」

Tr.7 最高(さあ行こう)!

2018年7月11日リリースの両A面10thシングルの2曲目。

 

作詞:中村航
作曲:藤田淳平(Elements Garden)

 

子供アニメのタイアップ作品、ということで、思いっきり元気はつらつの楽曲になっています。
タイトルから駄洒落全開!ですが、子供向けアニメなので、良しとしておきましょう。

 

にしても、ポピパが歌うと、非常に幸せを感じられますし、勢いもあって、なかなかの出来だと思います。
サビはとっても元気ですが、ちょっぴり切なさも感じられるメロディが入ってたりして、見事です。

 

この曲も前曲と同じ記事に書いてますのでご覧ください。

Tr.8 ガールズコード

2018年10月3日リリースの11thシングル。

 

オリコンウィークリー最高位5位

 

作詞:中村航
作曲:藤永龍太郎(Elements Garden)

 

これまた名曲の登場ですよ。
女の子たちの日常を切り取った、ミドルテンポのポップソングです。
歌詞が秀逸で、そんな日常がずっと続いて欲しいっていう女の子の願いが切なく描かれています。

 

また、そんな歌詞を乗せたメロディもまた秀逸で、藤永さんいい仕事してます。

 

涙腺を緩ませてくれるこの名曲については、次の記事に書いてますのでどうぞご覧ください。

バンドリ! Vol.47 Poppin’ Party 11thシングル ガールズコード  c/w  切ないSandglass

Tr.9 Yes! BanG_Dream! ~Popipa Acoustic Ver.~

Tr.10 夏空 SUN! SUN! SEVEN! ~Popipa Acoustic Ver.~

Tr.11 STAR BEAT!~ホシノコドウ~ ~Popipa Acoustic Ver.~

アルバム総評

まあ、アコースティックヴァージョンの5曲を除いて、全17曲、すでに発表されていて、全部持っているので当然ながら目新しいものはありません。
それでも、今回歌詞カードを片手に通して聴いてみますと、やはり感慨深いですね。
元気いっぱいのポピパの歌声に気持ちは高揚しますし、その中に混じる切ないメロディや歌詞には涙腺を緩ませられます。

 

まずは、何よりここまでプロジェクトが続いてくれたことに感謝です。
そして、冒頭でも述べたように、オリジナルの5人のままでこの節目を迎えたことも嬉しい限りです。

 

神曲を揃えてくれたエレガの皆さん、等身大でキャラを十分に生かした歌詞をつけている中村航先生にも感謝です。
やっぱり、楽曲のクオリティがなくては始まりませんからね。

 

そして何よりもポピパの5人、愛美さん、大塚さん、西本さん、大橋さん、伊藤さんの歌声ですね。
声優さんは概して歌が上手い、と言われてからもう久しいわけですが、この5人も例外ではありません。
愛美さんのエモーショナルな歌唱に、メンバーの美しいコーラスが加わると、ポピパの世界が完成します。
そして、それを彼女らはライヴにおいて、楽器も演奏しながら再現してくれているのです。
声優、という忙しい仕事をしながらの、このクオリティには、ただただ驚嘆させられます。
ポピパメンバーの頑張りを、1番たたえてあげたいと思います。

 

そんな彼女らの軌跡のつまったこの1stアルバム、悪いわけがありません。
ただ、選曲に関しては、「ぽっぴん’しゃっふる」「1000回潤んだ空」や「夏のドーン!」などが選曲もれしたのが残念です。
でも、そんなこと言ってたら、CD11枚24曲+チョココロネ+アコースティック5曲の全30曲3枚組み!になってしまってたかもしれないので、その辺はあきらめておきます。

 

あと、アコースティックヴァージョンの5曲も良かったですね。
ハロハピCiRCLE放送局 第21回で、大塚さんによりますと、今回の歌は5曲とも録り直ししてるそうですね。
そして、コーラスの歌い分けも、相談しながらライヴとは違う組み合わせにしたりなどしてるみたいです。
出来上がりは、やっぱり美しいですね。
心が洗われます

 

付け加えれば、ポピパはこれをライヴで美しく再現できてるわけで、素晴らしい」、としか言いようがないです。

 

本当に彼女らの魅力と成長の跡がしっかりと詰まった名盤になったと思います。

ポピパの今後の活動

このポピパの1stアルバムには、これまでの11のCDシングルからの選曲となっていますが、すでに12thシングルがリリースされています。
2018年12月12日発売のキズナミュージック♪」です。
この曲は、2019年1月から放送中のアニメ「BanG Dream!  2nd Season」のオープニング曲です。

 

ついに2期も始まり、僕の評価としては、1期と比べて格段にレベルが上がったと感じています。
やはり、毎回出てくるライヴシーンのクオリティの高さは特筆すべきでしょう。
また、キャラクターも、ポピパを中心としながらも、他の4バンドが入れ代わり立ち代わり出てくるのも非常にそそられます。
まだ4話までしか放送されてませんが、今後に非常に期待が持てるアニメへと変貌したと思っています。

 

そして、次の13thシングルも決定しています。
2019年2月20日リリース予定の、Jumpin’」です。
これはアニメ2期のエンディングテーマになっています。

 

そして、この13thシングルのBlu-ray付生産限定盤には、ついにあの、「BanG Dream! 5th☆LIVE」Day1  :  Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!  (2018.5.12)が収録されることになりました!!

 

4th武道館ライヴ以降、待ちに待った5thライヴですね。
在宅バンドリーマーとして、耐え忍ぶ日々が続いてましたが、やっとここで一つ夢がかないます。
5月のライヴですから、約半年待ったことになりますからね。
4th武道館で、いったんアニメ1期の世界をまとめ上げたポピパが、次にどんな景色を見せてくれたか、楽しみでしょうがありませんでした。
既に予約してますので、13thシングルの発送を、待ちたいと思います。

 

とはいえ、すでに6th両国国技館ライヴも2018年12月に開催済みで、早くも2019年2月には、7th武道館ライヴも控えています。
7thは、何とRoseliaRAISE A SUILEN(元THE THIRD(仮))、そしてポピパ武道館3DAYSという驚きのイベントです。
リアルで参加できるバンドリーマーの皆様がうらやましい限りです。

 

まずは、2月に5thライヴが見れるのは決定してますので、速く6thライヴの製品化をお願いしたいところです。
まあ、やっぱり半年近く待たされるのは、しかたないですね。
ほんとに在宅バンドリーマーは辛いです。

 

でも、欠かさず毎回ブルーレイ化してくれることに、ほんとは感謝しないといけないかもですね。
このバンドリ!プロジェクトに関しては、ブルーレイになるのは当たり前になってますが、他のアニメイベントなどでは、ブルーレイになるほうが少ないのかもしれません。

 

そう考えると、これまで5thライヴに至るまで、ポピパの5回ロゼリアの3回(追加公演を含めると4回)、RAISE A SUILEN(元THE THIRD(仮))の2回のライヴがすべて円盤化した(する)のは、ミラクルかもしれません。
バンドの成長をも見せていきたい、というこのプロジェクトならではのありがたい戦略なのでしょう。
なので、「製品化を首を長くしてありがたく待つのが、正しい在宅バンドリーマーの在り方かもしれません。

 

でも、一刻も速い円盤化をぜひともお願いしたいものです。
ブシロード様、よろしくお願いします!!