Poppin’ Party 12thシングル キズナミュージック♪ c/w Home Street




12月12日に12枚目のシングルリリース!!

2018年12月12日 (水)に、Poppin’ Party(通称:ポピパ)の12thシングルとなる、キズナミュージック♪がリリースされました。
BanG Dream! プロジェクトでの3タイトル同時リリースのうちの一枚となります。

 

そして、ポピパのこの曲は、2019年1月放送予定のアニメ「BanG Dream!  2nd Season」のオープニング曲となっていますね。
今回のシングルは、ブルーレイ付き生産限定盤が存在します。
が、僕の希望は、BanG Dream! 5th☆LIVEDay1:Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!まるっと収録して欲しかったわけですが、今回はアニメオープニングのノンクレジットVer.を収録ということになりました。

 

まあ、ちょっと残念ではありますが、楽曲への期待は何のブレもありません。
公式の視聴動画で、一部を聞けてましたが、非常にポピパらしい、素敵なシングルになっているようで安心していました。

 

2ヶ月前にリリースされた11thシングルのガールズコードはオリコンウィークリーで、初動約2万枚の初登場第5位となかなか安定したセールスを記録しています。
今回、アニメの2期ともあいまって、一層の盛り上がりとセールスが期待できる気がしますね。

 

では、そんな期待のニューシングルについて、軽くレポートしてみたいと思います。

Tr.1 キズナミュージック♪

作詞:中村航
作曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)

 

歌詞は、安定の中村航先生です。
これまでどおりブレずにポピパの世界観の中で歌詞をつむいでおられますね。

 

今回のテーマはやはり「キズナ」ということになるでしょう。
バンドリ!一期でポピパは結成し、5人の仲は密接なものになりました。
今回二期ではさらにそのキズナが深まっていくと思われますね。

 

そして、その5人をつなぐものが音楽(キズナミュージック)です。
大好きな歌、約束の歌、永遠の歌、そんな歌を共に歌って届けることによって5人は固いキズナを築いてきたことが歌われています。
そして、いつもと同じく、永遠に一緒に夢見ていたい、という彼女たちの強い願いも感じられます。

 

また、後半では、いつか思い出に変わったときについての気持ちが歌われています。
キラキラした青春の時間は、あっという間に過ぎ去る、だからこそ今を大事に生きようっていう、いつもどおりのメッセージも含まれます。
こんな切ないパートが、いつもどおりいい味付けになっていると思います。

 

二期のオープニングにふさわしい、音楽を介したキズナが歌われた名曲が誕生したと思いますね。

 

あと、ちょっとした言葉遊びも健在です。
気づいたら ついて つけて  また深まってた」
キズの4連発です。
まあ言葉遊びですが、やはり二期でもいろいろいいことだけでなく、何か問題も起こりそうな予感が込められてる気がしますね。
傷ついたり、傷つけたり、ドラマティックな展開が繰り広げられつつも、最後は絆が深まる、というハッピーエンドに向けてストーリーは進んでいくのでしょうか。
大いに期待されます。

 

そして、作曲はおなじみ藤永龍太郎(Elements Garden)さん。
前曲のガールズコードに続いての登場です。
藤永さんは、一期のエンディングの「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」を手掛けており、アニソンをよく熟知した腕前を持っていると思いますね。

 

今回はオープニングですが、アニメにぴったりの楽曲になっていますね。
生産限定盤についてる、ブルーレイに収録された、オープニング映像のノンクレジットVER.を見ても、しっかりアニメの世界と合致した曲になっています。
勢いハッピーと、そしてちょっぴり切なさも交えた、やはり名曲だと思えますね。

 

そしてBPM189ほどの超高速楽曲ですね。
このへんはオープニングにふさわしい勢いがあっていいです。
そして、今回はかなりキーボードがフィーチャーされている気がします。
イントロから印象的な鍵盤音、AメロBメロでも目立ってますし、間奏ではかなりたっぷり音が聞こえますね。
間奏始まりをリードするのはキーボードで、その8小節のあとは、4小節間勢いのあるキーボードソロがあります。

 

まあ、とは言え、全員の楽器の音がしっかりと聴ける楽曲になってます。
ここが、バンドリ!曲の最大の長所と思います。
「バンド」を彼女たちの生活の中心にすえたアニメだからこそ、テーマ曲が「バンド」らしい楽曲が準備されています。
ベースもしっかり動き回って楽曲を支えてますし、ドラムも超高速曲でありつつ、多くのフィルインが入ってきます。
エレキギターもロックっぽくかっこいいフレーズもありますし、装飾音的なアルペジオやストーロークもありです。
そして前述のようにキーボードがキラキラと楽曲を飾っています。

 

それぞれの楽器の音をしっかり目立たせることによって、「バンド」の魅力を引き立てる、非常にいい作りになっていますね。
と言ってもいつもバンドリ!曲はそうなんですけどね。

 

そして、このプロが演奏したCD音源をいかに、リアルポピパの5人がライヴで再現できるか、というのが、バンドリ!の魅力をさらに高めているところですよね。
ほぼ初心者から始めた5人が、いかに練習して、上達していってるかを見せるのもバンドリ!の狙いの一つです。
この二期のオープニングも、早くライヴで披露され、それを目撃したいですね。

 

あと、CD音源のヴォーカルもいつもながらいいですね。
愛美さんのヴォーカルは安定の上手さです。
楽曲の中心として、そして、香澄キャラとしてしっかりと魅力を振りまいてます。

 

そして、この曲ではサビの2周り目では、西本さん、大塚さん、伊藤さん、大橋さんが短いソロパートで美声を披露しています。
それぞれのキャラになりきって、短いパートを分担してます。
一人ひとりがソロを出せる歌唱力のあるところも、ポピパの魅力ですね。
そして、最後のサビパートでは全員のユニゾンでのコーラスとなり、もはやここは圧巻です。
感動のラストへと突っ走る雰囲気に心動かされます。

 

とにかく、いつものように、早くライブで見たい、と思わされる素晴らしい楽曲になっていると思いました。

Tr.2 Home Street

作詞:中村航
作曲:都丸椋太(Elements Garden)
編曲:都丸椋太(Elements Garden)

 

カップリング曲は、今までにありそうでなかったポピパらしいかわいくてノリのよい楽曲です。
歌詞はいつもどおり、中村航先生。

 

ポピパのメンバーのHome Streetと言えば、やはりあのガルパでおなじみの商店街じゃないでしょうか。
そこで繰り広げられる日常生活がテーマになっていますね。
ささいな事柄の列挙ですが、そんな中でも少しづつみんな一緒に成長していく様子が優しく楽しく描かれています。

 

幸せいっぱいの楽曲ですね。

 

曲は、エレガの都丸椋太さん。
ポピパ楽曲を手掛けるのは恐らく初めてのようですね。
今回は、モータウンビートをベースにして、はねたリズムの楽しい楽曲を提供してくださいました。

 

イントロは、二重の虹(ダブル レインボウ)を思わせますが、演奏が始まると全く異なってます。
結構太いエレキギターによる、はねたリズムの軽快なポップソングです。
愛美さんの香澄による、かわいい歌メロがたまりませんね。

 

途中、西本さんのみソロパートが準備されてます。
あとは、コーラスで全員参加してますね。
やっぱりポピパのコーラスは美しいです。
伊藤さん成分がやや目立ってるのがまたグッドです。

 

2番などは、演奏のブレイクが何度もあり、バンドの楽しさもしっかり演出されてます。
間奏では、ドラムス、ギター、ベース、それぞれに見せ場がありますね。
短いながらも、それぞれが際立つパートが準備されているのが、ポピパらしくてとても良いです。

 

ギターソロは結構長めで、なかなかな骨太のプレイが披露されてます。
ソロ後半ではベースと、そしてドラムスとの掛け合いもあって、非常にかっこよいです。
とても軽快で、なおかつロックっぽいカップリングになりました。

 

これもまた、5人のリアルポピパによるライヴ披露が非常に楽しみですね。
このグルーヴ感を出せれば、さらにバンドとしての魅力が倍増しそうです。

まとめとこれからのポピパ

前のシングルは、切なさを前面に出した2曲でしたが、今回は勢いと幸福感の感じられる2曲となりました。
どちらも、ポピパらしく、特にタイトル曲はアニメのオープニングに絶妙にマッチしていると思います。

 

オープニング映像も見ていると、いよいよ2期が始まるという期待が高まります。
二期ではサンジゲンという会社がアニメの制作に関わるということで、劇中の動き、とりわけ演奏シーンには大きな期待が高まります。
「BanG Dream!  2nd Season」2019年1月からスタートになっていますので、年内に一期を復習の意味で見直して臨みたいと思っています。

 

そして、ポピパは、ついに1stアルバムがリリースされることになりました!!

 

2019年01月30日 (水)リリースで、タイトルは「Poppin’on!」
ポピパのポップなロックを詰め込んだ2枚組全22曲の大作となっています。

 

まあ、内容は言うてもベストのようなもので、これまでのシングルから全17曲をセレクト、それにヴォーカル完全新規録りおろしのアコースティックVer.が5曲入れられています。
シングルは全部聞いてるので、そんなに目新しい内容とは言えませんが、まあ、こうして作品として出してくれたことがうれしいです。
アルバム制作では、ロゼリアに先を越されてしまってましたからね。
ただ、2枚組のヴォリュームとなると、お値段もそこそこお高くなるので、やはり売上やチャートでロゼリアの後塵を拝するのは仕方のないことでしょう。
しかし、初期から眺めてきた僕にとっては、非常にうれしいアルバムと思っています。

 

このアルバムにはBlu-ray付生産限定盤もあるわけですが、僕の期待はBanG Dream! 5th☆LIVE Day1:Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!を収録してほしかったわけですが、今回もまた流れてしまいました。
代わりに「そうだキャラバンに行こう。~バンドリーマー感謝キャラバンの旅~」のTV未公開映像を含むディレクターズカット版が収められるようです。
まあ、2.5次元好きの僕にとっては、まあそれもまた良しとして、楽しみたいと思っています。

 

そして、 5th☆LIVEが映像化されないうちに、既に「BanG Dream! 6th☆LIVE」Day2:「 Let’s Go! Poppin’Party!」が12月8日に、両国国技館にて開催されています。
そのうえ、2019年2月には「BanG Dream! 7th☆LIVE」が開催されることが発表になっています。
それも2/21~2/23の三日間、日本武道館にて3DAYS開催というとてつもないことになっています。
1日目ロゼリア、2日目RAISE A SUILEN(元THE THIRD(仮))、そして3日目がポピパ、という夢の三日間です。

 

1月に二期アニメも始まり、2月に武道館でバンドリ!でスリーデイズなんて、こんな展開誰が想像したでしょうか。
予想の一歩上を行ってますね。
バンドリ!プロジェクトが少しでも長く続くように、と願っていた初期の僕の願いは、もはや必要なくなった感があります。
ずっと応援していきたいものです。

 

でも、流れが速すぎて、現場で応援するバンドリーマーと、僕のような現場に行けず映像作品で応援する在宅バンドリーマーの格差は広がるばかりです。
もうすぐ7th☆LIVEがあるってのに、僕は 5th☆LIVEさえ見れてない、って寂しすぎます。
ブシロード様、毎回言ってますが、一刻も速い映像作品化をお願いします!
現場系バンドリーマーと在宅バンドリーマーの格差を最小限に抑えて欲しいと、ただただ願うばかりです。
格差社会の是正を早急にお願いします!!!

 

というわけで、まあ、今回の12thシングルも、とてもいい出来だったってのが、まとめの一言になります。
これからも、いい作品を生み出し続けてください!!!