安定のBOSTON的ロックンロール BOSTON - WALK ON(ウォーク・オン)

前作からの8年間の流れ





1986年リリースのボストンの3rdアルバム、THIRD STAGE(サード・ステージ)はビルボード誌アルバムチャートで4週連続No.1を獲得、アメリカだけで400万枚を売り上げました。
サード・ステージは、ちょうど僕が洋楽を聴き始めて間もないころのアルバムで、その緻密なサウンドと、かっこいいギターフレーズに完全にノックアウトさせられた素晴らしい作品でした。

 

そうなれば、当然次の作品にも大きな期待がかかる、というものですが、この3rdアルバムは2ndアルバムリリースから8年経ってのリリースです。
で、まさか次の4thまで同じように8年も待たされることはあるまい、と思っていたところが、なんと4thアルバムは計ったかのように8年後のリリースとなり、もはや待っていたと言うより、8年後に突然降ってわいてきた、ってイメージがあります。

 

その8年間いったいボストンは何をやっていたかというと、まずは、サード・ステージリリースに伴う大規模な北米ツアーですね。
このツアーの最初に発売された25万人分のチケットが250分で完売というニュースが伝えられています。
やはり、活動の少ない上に、緻密な優れたアルバムをリリースしていますから、それを体感したいと多くの人が飛びついたのでしょう。

 

そして、その後4thアルバムの制作にとりかかりたいと思いますが、まずはスタジオの移転から始めます。
新たにHideaway Studio Ⅱと名づけられたスタジオは、デザインから建設、セッティングまでに何と2年を費やしました。
完璧なレコードを作るための完璧なスタジオ作りは、それほど時間がかかるのでしょう。
もはや、ボストンタイム(アルバムのインターヴァルが8年のような)を知ってる我々にとっては、2年はあまり長く感じられない、というのはもはや感覚が麻痺しているのかもしれません。

 

ついに1990年には、レコーディングが始まります。
そして今回は約3年の月日をアルバム作成に使っています。
その間のことをライナーノーツでTom Sholz(トム・ショルツ)はこう語っています。

多くの徹夜仕事、多くの胸が張り裂けるような思い、そしてうまく行かなかったリールテープの山。
それらを経験した後、アルバムラストのWE CAN MAKE IT87番目のヴァージョンがうまくいった時、アルバムは完成した。
それは1993年の12月だった。
a piece of cake”(楽勝だよ)。

どんだけ完ぺき主義者なんだってツッコミたくなりますが、これが彼のやり方です。
まあ、サード・ステージは6年かけて作ってますから、それに比べれば“楽勝”なのかもしれませんね。

 

ここでリールテープの話が出てますが、今回もアナログのオープンリール式のテープが用いられているようです。
もはやとっくにデジタル全盛となっている音楽業界で、あえてアナログにこだわる、トムの気概が感じられます。
ライナーノーツには、アルバム中のほとんどのパートは、ヴィンテージの楽器によるちゃんとした演奏であって、デジタルのサンプリングや同期、編集は行なわれてないことがいつものように誇らしく掲げられています。
あと、ハンドクラップは、実際に手を叩いてるとか、ハモンドオルガンの音がシンセではないこと。
ピアノの音もサンプラーではないとか箇条書きされてます。

 

ただ、クラビネット(電気式のキーボード)とストリングスは実際は・・・、って記述があります。
その言葉に続くのは “well,nobody’s perfect!”(えっと、完璧な人なんていないよ!)ってなってます。
この表記からすると、この2点に関してはシンセをどうやら使っているような感じですね。
ウィキペディアでも、3曲目のLIVIN’ FOR YOUで、初めてシンセサイザー(ストリングアンサンブルの音)が使われ、このため、今までアルバムにクレジットされていたNo Synthesizers Used(シンセサイザー使用せず)の項目は外された、とあります。
なんとなくはぐらかしてるようですが、ついに使っちゃったみたいですね。
でも、それでいいものを生み出してるので、誰も責めたりはしませんよ、きっと。

 

こうして、3年ほどの時間をじっくり使っていつものように緻密なアルバムを作っていったわけですが、一つ重大な変化が起きています。
あの、希代のヴォーカリストの、Brad Delp(ブラッド・デルプ)の脱退です。
ちょうど北米ツアーの終了後、ブラッドはRTZというバンドを始めています。
しかしそのバンドでのアルバム製作で資金難になり、ボストンのレコーディングに参加することが出来なくなってしまったようです。
そのため、トムはブラッドに変わるヴォーカルを探し、最終的にはFran Cosmo(フラン・コスモ)を中心に、David Sikes(デイヴィット・サイクス)、Tommy Funderburk(トミー・ファンダーバーク)の3人によって新たなボストンのヴォーカル体制を構築します。

 

こうして、ついに8年ぶりとなるアルバムが完成しました。
1993年にはFOUR REALというタイトルでアルバムリリースのニュースも出ましたが、それからも発売日が二転三転。
そして、きっかり8年経過して、タイトルも変わってリリースになりました。
もはや8年ごと、というお約束を守るためにわざと遅らせたのではないかと思ったりもしますが、無事リリースされてよかったです。

 

では、今日は1994年リリースの、BOSTON(ボストン)の4thアルバム、WALK ON(ウォーク・オン)をご紹介します。

WALK ON(ウォーク・オン)の楽曲紹介

オープニングを飾るのはI NEED YOUR LOVE(アイ・ニード・ユア・ラヴ)。

 

このイントロを聞いた瞬間、ボストンが帰ってきた!!って多くの人が感慨にふけったのではないでしょうか。
フェイドインしてくるギターのリフのミュート音、そして、遠くに聞こえるキーボード。
そこにピックスクラッチから入ってくるエレキギターのソロメロディとバンドサウンド。
まさに、ここで聞こえるのはあの、8年間待ったボストンサウンドそのものでした。

 

そして美しいアコギのアルペジオと共に聞こえる新しいヴォーカルの声。
フラン・コスモのヴォーカルは、僕にとってはブラッドと近く、遜色ない声を聞かせてくれてると思いましたね。
ハイトーンもしっかり出ていますし、他の二人のコーラスとも相性ばっちりです。
見事にブラッドの抜けた穴を埋めてくれていると思います。

 

ギターソロは、いつものあの図太くぶ厚い、ロックマンのサウンドです。
温かい音と、美しいメロディは健在のまま帰還してくれました。

 

いや、もはやマンネリと言われてもかまいません。
素晴らしい完成度を見せてくれてアルバムは始まっていきます。

 

この曲はアルバムの先行シングルとしてリリースされ、ビルボード誌シングルチャートで第51位、同誌Mainstream Rockチャートで第4位を記録しました。

 

2曲目は、SURRENDER TO ME(サレンダー・トゥ・ミー)。

 

ボストンならでのハードロックですね。
イントロのバッキングリフの重量感ヘヴィメタルの重さとは全く種類の違う、心地よい重さですね。
とにかく、ヘヴィなのに爽やか、というボストン流のヘヴィロックと言えるでしょう。

 

やはり緻密に作り上げられたサウンドゆえに、音の厚みが素晴らしいですね。
もはや唯一無二のボストンワールドを生み出しています。
そしてヴォーカル陣もいいです。
サビのコーラスもいつものように美しく、爽やかで、透明感があります。

 

間奏もシンセを使わずとも、いい音だしてますね。
さらに天へ舞い上がるかのような浮遊感のあるギターソロ
一音だけでボストンのギター、とわかる、オリジナリティあふれるソロになってます。

 

この曲もまた、これぞボストンと呼べるロックンロールになっています。

 

3曲目は、LIVIN’ FOR YOU(リヴィン・フォー・ユー)。

 

これまたボストンらしい美しいバラードですね。
イントロの美しいストリングスから始まります。
ライナーノーツによりますと、strings prelude by the BOSTON Fill-harmonic と記載されています。
直訳すれば、ボストン交響楽団による弦楽器の前奏、ということになると思います。

 

で、最初は僕はボストン交響楽団の生の音を使ったのか、と思いました。
しかし、実際にボストンにあるボストン交響楽団は、 The Boston Symphony Orchestraが正しい表記になります。
つまり、トム流のジョークで、彼がシンセで作った音を、the BOSTON Fill-harmonicと呼んだってことかと思われますね。
「ボストン」の部分がバンドの表記と同じ大文字で表されているのもその証拠の一つかもしれません。

 

よって、ウィキペディアに書かれているように、ここで初めてシンセサウンドをボストンに取り入れたというのが真相のようですね。

 

まあシンセを使ったかそうでないかに関わらず、美しいイントロであることには間違いありません。
悲愴な雰囲気に始まり、次第に柔らかい空気に包まれていくバラードですね。
この曲はフラン・コスモが心を込めて歌ったと書かれています。
とても優しいヴォーカルですね。

 

しかし、サビでは力強いハイトーンを披露しておられます。
この強弱のつけ方からして、フランも十分にボストンのヴォーカルとして任せられる優れた能力があると思います。

 

そしてまた間奏の非常にシンプルなメロディながらも、何層にも重ねられた圧のある図太いギターソロがたまりませんね。
ギターのバッキングと共に重厚な世界観を作り出しています。
バラードをただのバラードに終わらせない、ボストンならではの名曲と言えるでしょう。

 

4曲目から7曲目は、WALK ON MEDLEY(ウォーク・オン・メドレー)と題して4曲で構成される組曲となっています。

 

4曲目は、WALKIN’ AT NIGHT(ウォーキン・アット・ナイト)。

 

まずはインストゥルメンタルから始まります。
完全なロックギターインストですね。
静かに紡がれるブルージーな始まりです。

 

そして後半はかなりハードなギターソロが。
タッピングの音もかなり聞こえていて、初期のエドワード・ヴァン・ヘイレンを思わせるプレイも含まれています。
ボストンにしてはけっこうラフで激しいプレイですね。

 

そして足音が聞こえてきて次の曲へ。
この曲の軽い解説では、ある人たちは夜に犬を散歩に連れて行き、またある人たちはギターを連れて行く、みたいなことが書いてあります。
夜のギターの散歩みたいな感じのイメージが曲になったみたいですね。

 

5曲目は、WALK ON(ウォーク・オン)。

 

夜の足音に続いてギターのいななきと共に始まるのは、なかなかにハードなブギーロックです。
ギターリフも荒々しくワイルドで、ノリノリですね。
さすがにこの手のロックンロールも慣れたものです。
図太いギターと図太いベースの音圧が気持ちいいです。

 

ブラッドに代わるヴォーカルも十分かっこよいです。
サビの力強い“Walk on!!”のシャウトもキマッテますね。
そして歌メロがキャッチーで爽快さも感じられます。
ラストは激しいギターリフと激しいベースにより分厚い音を出した後、次の曲へ。

 

この曲は2ndシングルとしてカットされ、Mainstream Rockチャートで第14位を記録しました。

 

6曲目は、GET ORGAN-IZED(ゲット・オーガナイズド)。

 

組織される、という意味のタイトルですが、ORGANIZEDという単語が、ORGAN-IZEDと、二つに分けられています。
ここからはまずオルガン(ORGAN)によるソロプレイがフィーチャーされてますので、その言葉を引っ掛けた言葉遊びのようになっています。

 

図太いベースラインと重いドラムのリズムに乗せて、自由自在にオルガンのプレイが披露されていきます。
シャッフルビートに乗せた軽やかなハモンドオルガンの音色が気持ちいいです。
かなりオルガンによるプレイがありますが、後半はエレキギターが殴りこんできます。
ここでのエレキはかなり激しいリフを聞かせてくれてます。
ボストン史上最高級にワイルドなギタープレイかもしれません。
ラストは、ハモンドオルガンとのバトル状態になり、幕引きです。

 

トムのミュージシャンとしての熱い血が煮えたぎるようなインストゥルメンタルになっています。

 

7曲目は、メドレーのラスト、WALK ON(SOME MORE)(ウォーク・オン(サム・モア))。

 

この曲の前半もやはり分厚い音圧のインストで攻めてきます。
ハモンドオルガンと、浮遊感のあるエレキギターサウンドが絡まり、壮大な世界を作り出します。
次第に、ベースもドラムも力強く加わり、究極の極厚サウンドになります。
その最高潮で現われる、サビの“Walk on!!”のメロディをためにためてプレイするエレキの音がたまりません。

 

そして再びハードブギーなウォーク・オンへ。
ここでも図太いロックンロールを披露して、12分ちょっとのメドレーは終了です。

 

この4曲目から7曲目までのメドレーパートを、このアルバムのハイライトと見る人と、退屈と見る人とに分かれるようですね。
僕は、ここは素晴らしいと思っています。
もともと、ハードプログレとも言われていたバンドですし、実際、これまでのアルバムにも、かっこいいインストは含まれています。
そのような作品の集大成のように、素晴らしい音とメロディを聞かせてくれているのではないでしょうか。
やはり、トムの作り出す世界は、単なるロックンロールソングだけに収まるものではありません。
このような、飛び出してくるような迫力ある音世界を生み出している点でも、やはりトムは天才なのだと思っています。

 

感想は、ただただ素晴らしい、の一言です。

 

8曲目は、WHAT’S YOUR NAME(ホワッツ・ユア・ネーム)。

 

ここで、柔らかいミドルテンポのロックが登場です。
ド迫力のメドレーの直後で、印象は薄まるのは仕方ないですが、とってもいい曲です。

 

イントロの浮遊感もとてもいいですし、優しいキーボードに包まれる感覚もいいです。
ヴォーカルの優しい声も似合っています。
途中からのちょっとハード目のギターリフもかっこいいですね。

 

間奏では、また荘厳で壮大なギター中心のメロディを聴かせてくれます。
ギターソロは、重々しいバックの演奏の中で上昇していくような爽快なメロディが奏でられます。

 

目立たないけど、ボストンらしい存在感のある楽曲です。

 

9曲目は、MAGDALENE(マグダリン)。

 

この曲はHybrid Ice(ハイブリッド・アイス)というバンドの曲のカバー曲となっています。
とは言っても、サビ以外は全然違う感じですね。
サビメロと、歌詞の一部が一緒なだけでほとんど別の曲のような感じです。

 

ボストンは、イントロからロックマンサウンド炸裂で、ハモンドオルガンも軽やかに奏でられ、完全に自分らの音にしてしまってますね。
歌メロも、ハイトーンに歌い上げられ、何よりもコーラスが美しすぎます。
このヴォーカルのハーモニーも完全に計算づくなのでしょう。
そしてコーラスの裏の演奏も、いちいちかっこよいです。

 

間奏のアコギのストロークがキラキラと美しいですし、その後に続くエレキギターの流れるようなメロディも感動ものです。
クオリティの高いバラードに昇華されたと思います。

 

ラスト10曲目は、WE CAN MAKE IT(ウィ・キャン・メイク・イット)。

 

これもまたボストンならではの音世界が見られる名曲ですね。
美しいアルペジオを中心に穏やかに進んでいきます。
アルペジオだけでも十分に広がり感はありますが、バンドサウンドになってもやはりスペイシーなサウンドが広がります。

 

やはりトムの作り上げたロックマンサウンドは、ボストンに唯一無二のサウンドをもたらしていると思いますね。
ギタリストの憧れである図太い音が、サビ裏でしっかり奏でられていますし、ギターソロでもそれは顕著です。
この迫力、ただうるさいのではなく、音がぎっしり詰まった厚みは、そうそう他のバンドじゃ聴けないでしょう。

 

ラストはボストン号が着陸するのか離陸するのかわかりませんが、SEによりアルバムは終了します。

まとめとおすすめポイント

1994年リリースの、BOSTON(ボストン)の4thアルバム、WALK ON(ウォーク・オン)はビルボード誌アルバムチャートで第7位、アメリカで100万枚を売り上げました。

 

これまでの3作に比べると、かなり寂しい数字に感じられますが、これには時代を考慮する必要があるでしょう。
ボストンが1986年の前作から今作まで8年間が経過した間に、ロックの世界では大きな変革が生じていました。
そうです、グランジの台頭です。
1990年あたりから始まったグランジロックは、全米チャート上位を独占していた既存の80年代的な産業ロック、ハードロック、ヘヴィメタルなどに取って代わるようにシーンを席捲しました。
そういう意味で広い定義ではグランジはオルタナティヴ・ロック(取って代わるもの、代替のといった意味)に属するともされています。

 

グランジバンドの多くは、先行きの見えなくなった時代に多くの人々の心をつかみ、もはや80年代のバンドは完全に古臭いもの、価値のないものとみなします。
そのため、あれだけ栄えていたエイティーズサウンドは一気に下火になり、多くのバンドが活動を終息させていくことになってしまったのです。
あの華々しく明るいエイティーズサウンドは、完全に時代遅れのものとなりました。

 

そんなグランジのブームが、カート・コバーンの自殺により過ぎ去ろうとしていたのがちょうど1994年のことです。
しかしカートが死んでも、80年代の音がいったん失った価値を再び評価されるには、随分と長い時間を要したのでした。

 

そんな中でのボストンの8年ぶりの帰還です。
当然、トムもいくらスタジオにこもりっきりだったとしても、そんなロックシーンのことを知らなかったわけでないでしょう。
ですが、この作品で示してくれた音は、グランジの影響も何も感じられない、あの頃のボストンのサウンドそのままでした。
多くの80年代的バンドが、グランジに寄せたサウンドへ変化させて撃沈していく中で、あえて過去のサウンドのままで勝負したのです。
そんな中でのこのチャート、セールスであれば、善戦したといって良いのではないでしょうか

 

これは、最善の手法だったと思いますね。
ていうか、1976年のデビューから、基本的にボストンサウンドは大きくは変わってませんから。
70年代後期の1st、2nd、そして、80年代唯一の作品の3rdも、そんなに激変はしていません。
相変わらず、アナログな機械を用いて、トムによるハンドメイドの暖かみのあるサウンドのままなのです。
そして、今回90年代になっても、ほぼ同じ手法を用いてきました。

 

もはやトムには時代の音楽に媚びたり、それに寄せていこう、とかいう概念はないようですね。
スタジオにこもって、自分の信じる音をただひたすらレコーディングし続けているのです。
まさに職人魂を感じられますね。

 

そんな作品ですから、まさに時代を超越した作品に仕上がっています。
僕はサード・ステージを買ったとき、アマンダというあまりにも優れた楽曲に出会いましたが、これは1986年ではなくても、どの時代にリリースしてもそこそこにヒットするに違いないと思いました。
それと同じことがアルバムにも言えそうです。
70年代、80年代、90年代を通じてわずか4枚しかアルバムを出していない寡作のボストンですが、どれも時代を超越した作品であると僕は強く思っています。

 

完璧主義者の作り上げたこれらの作品は、後世にまで語り継ぐにふさわしいクオリティを包含していると強く確信しております。

チャート、セールス資料

1994年リリース

アーティスト:BOSTON(ボストン)

4thアルバム、WALK ON(ウォーク・オン)

ビルボード誌アルバムチャート第7位 アメリカで100万枚のセールス

1stシングル I NEED YOUR LOVE(アイ・ニード・ユア・ラヴ) ビルボード誌シングルチャート第51位、同誌Mainstream Rockチャート第4位

2ndシングル WALK ON(ウォーク・オン) Mainstream Rockチャート第14位