40代から50代の中年太りは仕方ないとあきらめていた





51歳にもなりますと、どうしてもお腹の周りが気になってくるものです。
40代から50代にかけて、同じ悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
20代~30代の頃はどんだけ食べても、だいたい体重はキープできてたんですけどね。
やはり体の代謝が年齢と共に衰えていっていることに間違いないでしょう。

 

僕の身長は176cm、なので、だいたい理想の体重は「身長-110」と言われてますので、66キロが理想の体重ということになります。
若いころは65キロ前後をずっとウロウロしていたので、ほぼ理想通りだったわけです。

 

ところがですよ。

 

ここ数年、体重がじわじわ増加してきたんです。
それと同時に、お腹の周りが膨らんできて、それはみっともない下腹が現れてきました。
市の特定検診に行って腹囲を図ってもらう時の惨めさ、恥ずかしさは年々アップしてました。
で、2020年の5月にはなんと体重は74.6キロ、と自分史上最高の体重を記録するまでになったのです。

 

ここで考えました。
「まあ、まわりの同年代もお腹は出てるし、年齢的にもそんなもんだろ。」

 

しかし、すでにベルトの穴を最大限緩めていたわけですが、ついにズボン自体が履くと苦しくなってきたのです。
もう、食後なんか、ズボンの一番上のボタンを外したくなるくらいの厳しさです。
これはヤバい、すべてのズボンを買い替えなくてはいけなくなる、そうなると多額の無駄な出費が強いられる、と危機感を募らせたのです。

 

周りの仲間を見て、太ってしまった自分を許しかけた自分でしたが、お金が絡んできて我に返りました。

 

「いかん、本気でダイエットしよう。」

 

ついにダイエットを決意した瞬間です。
しかし、どんな方法が良いだろうか、といろいろ物色してた頃、出会ってしまったのです。

「「空腹」こそ最強のクスリ」という本との出会い

新聞の中の書籍の広告にあった「「空腹」こそ最強のクスリ」というタイトルの本。

医学博士の青木厚先生という方の本で、宣伝には医学的に正しい食事術、と書かれていました。
そして、この方法は痩せるだけでなく、数多くの病気の予防にもつながるオートファジーという研究から生まれた、とあるのです。

 

もちろん、僕にとってダイエットが主の目的だったわけですが、このオートファジーは実践すれば健康やアンチエイジングにも効果があるということで、俄然関心が向きました。
早速購入して読んでみたのですが、まさに目からウロコの内容に驚かされました。
簡単に言うと、「1日16時間食べない時間を作る」だけで、体はオートファジーによってリセットされる、というものです。
それは数々の病気の予防につながり、ダイエットにも効果を発するといった文言の数々。
これを世間ではプチ断食とか16時間ダイエットなどと呼んでいます。

 

実際読んでみて、とても理にかなっていると思いました。
また、YouTubeでオートファジーやプチ断食、16時間ダイエットについて調べると、他にも多くの人がその効果について発信していることも知りました。
それで、医学博士の言うことですし、そんなに間違いはないだろうと思って挑戦してみることにしました。

あっさりダイエットに成功

2020年の6月の頭から始めたのですが、結果から言いますと、7月20日頃で、つまり50日ほどで、体重は74.6キロから65.0キロまで落ちたのでした。
本に書かれていた方法を自分なりにアレンジしてやってみたのですが、これは非常に効果がある、と実感した次第であります。

 

人生100年の時代、51歳の今、肥満の自分を甘やかして許しておくと、80、90、100歳の僕に迷惑をかけるのは間違いありません。
以前から肥満は、万病の元と言われてますからね。
多くの生活習慣病を引き起こす原因として、かなり高い危険度をはらんでいるのが肥満と言うことになるでしょう。
なので、今、ちょっと我慢することがあっても、ダイエットして理想体重をキープするのは将来の自分のためとなります。

 

しかし、あまりにも苦しいダイエットだと続かなかったり、リバウンドしたりするのが、この世界のあるあるとなっています。
ですが、この本で学んだ方法は、かなり緩めで、おそらく失敗する確率が非常に低いものだと個人的に思われます。

 

次の記事では具体的にどのようにプチ断食に挑戦したのか、また、どんな原理で痩せたり健康に寄与するのかなどをお伝えしたいと思います。
またなぜ失敗しにくいか、という点も述べたいと思っています。