ロゼリアの正真正銘の初単独公演 Roselia 1st Live 「Rosenlied」( at shibuya duo MUSIC EXCHANGE)
Roselia 3rdライヴ -Ewigkeit-(BanG Dream! 5th☆LIVE)を終えて
2018年5月12日、13日にはBanG Dream! 5th☆LIVEが幕張メッセ国際展示場にて開催されました。
Day1の12日には、Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!
Day2の13日には、Roselia 3rdライヴ -Ewigkeit-(読み:エイヴィヒカイト、意味:永遠)
両日とも、素晴らしいライヴが行なわれたようですね。
この記事では特にロゼリアに焦点を当ててみたいと思いますが、今回はベース、今井リサのCV(キャラクター・ヴォイス)担当の遠藤ゆりかさんが卒業ということで、どんな感動的なライヴが見れたのか、想像力をたくましくしているところです。
現場には行けていない在宅バンドリーマーの僕は、早くも映像化を大期待して待っている次第であります。
そしてバンドリ!の公式でも発表がありましたが、このライヴで遠藤さんに代わるキャストの発表、およびお披露目があったようです。
選ばれたのは中島由貴さん、という二十歳の声優さんでした。
ジュニアモデル、子役などの活動を経て、アース・スター エンターテイメントが開催した国民的声優グランプリにて3000名応募の中、グランプリを受賞し、その後声優等の活動をしておられます。
演じた代表キャラはアイドルマスター シンデレラガールズの乙倉悠貴などがあり、知る人ぞ知るといった感じでしょうか。
僕は、お初にお目にかかりますけど。
そんな彼女が2代目今井リサ役として選ばれたわけですが、その人選の理由の一つに、彼女が軽音楽部に所属していたこともあり、プロフィールには特技としてベースと書いてあるところが大きかったのではないでしょうか。
ロゼリアのメンバーは、初心者が多かったとはいえ、2年弱の間にしっかり成長していますので、そこにうまいこと合流できるのは経験者じゃないとムリかな、と思っていましたが、やはり、いるところにはいるのですね。
まずはベースの弾ける声優さんがいたことにびっくりです。
あと、キャラクター的なところを言えば、幾つかしゃべってる動画を見たのですが、とても明るくて、声質もいい感じにリサに寄せられそうな感じがしてます。
もちろん、遠藤さん演じる今井リサが、あまりにもはまりすぎていたので、その代役というのは、非常にハードルが高いとは思いますが、うまいことやってくれそうな予感がします。
あとは、残り4人のメンバーと仲良くなって、速くロゼリアの一員に溶け込んで欲しいと思います。
前の遠藤さんと比較されるのは、たいへんだと思いますが、自分なりの今井リサを見つけて、頑張ってほしいと思います。
応援しています。
ロゼリア、真の単独公演、1st Live 「Rosenlied」
さて、在宅バンドリーマーとして、3rdライヴ -Ewigkeit-の映像化は数ヶ月先まで待たないといけないわけですが、ロゼリアの1stアルバム「Anfang」生産限定盤には2枚のライヴが付属しています。
先に、初見の2ndライヴ「Zeit」を鑑賞することが出来、彼女たちの成長に心を動かされました。
そして、もう一枚、2017年6月30日に、700人のキャパのshibuya duo MUSIC EXCHANGEにて行なわれた、彼女たちの正真正銘の単独初ライヴ、Roselia 1st Live 「Rosenlied」を鑑賞できました。
以前記事にしていたのは、7000人のキャパの有明コロシアムで行なわれた、1stライヴ「Rosenlied」の追加公演でしたので、今回ちょっと記事タイトルをいじっています。(4thシングルONENESSの生産限定盤に付属しています。)
追加公演では非常に初々しい彼女たちのパフォーマンスに痺れたのですが、今回まさかの、ほんっとの正真正銘の最初の単独ライヴが映像化されたわけです。
非常に狭い空間で行なわれたそのライヴは、ライヴハウスのような熱気と興奮が伝わってくる、素晴らしいライヴでした。
まさかこの最初のやつが映像化されるとは思っていなかったので、僕は狂喜しましたよ。
結成されてわずか10ヶ月で、どんなパフォーマンスを見せたのか、ここからいつものように部屋からブルーレイを見ながら実況解説をおこないたいと思います。
1st Live 「Rosenlied」の実況解説
オープニング
まずはBLACK SHOUTのカラオケ演奏と共に、出演者の紹介映像が流れます。
もう、この段階で、すでに会場は非常に熱く盛り上がっています。
ヴォーカル 湊 友希那役 相羽 あいな
ギター 氷川紗夜役 工藤 晴香
映像とともにギターを抱えて工藤さんが登場。
あおりも何かぎこちなくて、とても初々しいです。
ベース 今井リサ役 遠藤 ゆりか
こちらも映像と共に遠藤さん登場。
投げキッスをした後、定位置につき、ベースをからいます。
ドラム 宇田川あこ役 櫻川 めぐ
櫻川さんも映像と共に登場、スティックを両手にもって聴衆をあおります。
キーボード 白金燐子役 明坂 聡美
明坂さんはおしとやかに登場し、礼儀正しいご挨拶。
そして最後に相羽さんが登場して、ロゼリアの5人が準備完了です。
この辺は追加公演とあまり変わらない演出でしたが、何と言っても特筆すべきはハコの狭さ。
ぎゅうぎゅう詰めの会場の盛り上がりは、また格別ですね。
すでにこのオープニングから激熱です。
1 BLACK SHOUT
やはり初の単独公演の最初の曲は、ロゼリアの始まりの曲のBLACK SHOUTで決まりでしょう。
この曲は、ポピパの3rdライヴのシークレットゲストで披露していますので、さすがに演奏はいい感じに決まってます。
もちろん、この曲は同期のシンセ音が大きくPAから流されている曲で、それによってプレイヤーは救われている部分はありそうです。
それでも、恐らく会場ではそんなことは小さなことで、めっちゃ盛り上がってるのは間違いないですね。
やはり、バンド結成わずか10ヶ月でここまでのパフォーマンスができたら上等でしょう。
あと、追加公演と比べるとみんなの必死感がところどころにこぼれ出てますね。
笑顔を振りまいたり、聴衆をあおったりしてますが、演奏で必死な顔もチラホラ見られます。
その辺がとても人間らしくていいですね。
いくら最高峰の技巧派バンドを演じるといっても、実際の中の人はほぼ初心者ですから。
必死感を漂わせないように必死に演じてるところが、やはり心を動かされます。
加えて、バンドリーマーさんたちも、コール&レスポンスの部分はばっちりですね。
ラスト近くのブレイクでの一瞬の静寂も、みんなのサイリウムがぴたりと止まってるとこなんか、グッジョブです。
小さなスペースだからこその、会場の一体感がとてつもなく熱いです。
MC 1
ここでメンバー紹介。
みんなワンフレーズずつプレイしていきます。
ここでの櫻川さんがこの時点でツーバスをドコドコやってるのには恐れ入ります。
ここで、聴衆が前に詰めすぎてるのを心配するメンバーたち。
そしてライヴ前の諸注意。
幾つかの禁止事項を伝えると、みんないい子で、はーい、と返事してますw
2 魂のルフラン
この曲もシークレットゲストで登場した際にプレイしてるので、だいぶ馴染んでる感があります。
これに関しても、同期音がしっかり入ってますので、非常に迫力あるアレンジになっています。
とはいえ、同期音以外のそれぞれの楽器のプレイ自体もよく聞こえてて、頑張ってるな、ってすごく感じますね。
やっぱり1番見えるのは櫻川さんのドラムでしょう。
単なるエイトビートだけでなく、ちゃんとハイハットの裏拍を刻んでたりして初心者レベルを上回ってる感じがあります。
また、この曲はギターのクリーントーンが目立ちます。
工藤さん、きれいにアルペジオを奏でておられますね。
また、激しくなったとこでは、ヘッドバンギングしながらのプレイも見せてくれてます。
この時点で意外と頑張ってますよね。
遠藤さんのベースも、しっかり聞こえてます。
彼女も滑らかにプレイできてますし、静かなパートで特にベースがうねってるのが感じられます。
遠藤さんの頭を左右にふりながらのプレイは最高級にかっこよいですね。
明坂さんのキーボードもしっかり弾いていますね。
同期が多いとはいえ、その狭間でのピアノプレイはきちんと弾いておられます。
ただ、やはり緊張のせいか、顔の表情は固いようですw
最後に相羽さんは、見事に熱唱しておられますね。
自らつけた振り付けをしっかり表現しながら、かっこよく力強く歌い上げています。
バンドのヴォーカリストとしての仕事が初めてとはとても思えないです。
あと、元女子プロレスラーというのも想像できませんw
3 Hacking to the Gate
そして、そのままHacking to the Gateへ。
この流れは追加公演と同じです。
この曲も、シークレットライヴで演奏してますので、こなれてきてます。
工藤さんの、歪みとクリーンの切り替えのエフェクトを踏みかえるところもばっちり写っていて、ギタリスト感がしっかり出ています。
最後の「だから今」のところの相羽さんが振り返るシーンも非常にかっこよいです。
間奏の長いピアノソロも明坂さん、しっかり弾いてましたし、その間奏明けのバンドサウンドに変わる瞬間のタイミングをはかるメンバーたち。
しっかりバンドをやってるという感じが伝わるいいシーンです。
ハコが狭いからこそ、そんな小さな努力がしっかりと伝わって楽しめます。
MC 2
相変わらずぎゅうぎゅう詰めの聴衆を心配するメンバーたち。
前3列くらいがつぶれそうですね。
僕はこんな戦場にはとても行く勇気がありませんw
ここでガルパ(スマホゲーム、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』)の話へ。
かなり課金でお金をつぎ込んでる明坂さんとか、超ウケます。
4 ETERNAL BLAZE
ここまでの2曲もガルパのカバー曲で、次もカバー曲の一つ、水樹奈々さんの名曲ETERNAL BLAZE登場です。
追加公演でもプレイしてましたが、最初の公演でもやってたとは、驚きです。
数あるカバー曲の中でも、ぜひやって欲しいと僕も願ってた曲ですが、技術的には大丈夫だろうか、と思ってました。
しかし、僕の想像以上に彼女らは練習してきてたようです。
フライングVタイプのギターに持ち替えた工藤さんは、ハーモニクスやアーミングを多用して、エレキのかっこよさをしっかりと表現してます。
ヘヴィなバッキングもとてもいい感じですね。
後はギターソロですね。
シンプルなオクターヴ奏法によるソロでしたが、ソロがもっと弾けるようになれば、さらにロゼリアの魅力が増すに違いありません。
工藤さんの今後の成長に期待です。
いやいや、10ヶ月でこんな曲をやれるとは、驚きの連続です。
MC 3
エタブレがすごく難しかったとメンバーの声。
そりゃそうだろう、あれは転調に次ぐ転調で、難易度高いですよ。
特に明坂さんはかなりキーボード頑張ったようです。
ハープシコードの音を初めて使ったとも言っておられます。
楽曲が増えるごとに挑戦は増えていってるのですね。
ここで楽器隊のお気に入りのフレーズ披露。
追加公演でもこのコーナーがあり、僕的にも非常に良かったと思えた部分でした。
やはり、実際に演奏してるのが強く感じられる部分でもあり、多くの人に鑑賞して欲しいと思いますね。
遠藤さんはエタブレのイントロ。
ドラムのカウントに載せて、遠藤さんのベースのメロディがしっかり奏でられ、そこにキーボードとギターとドラムが入ってきます。
やっぱ、これだけでも、十分かっこよく聞こえますよ。
次は櫻川さんは魂のルフランでみんなでヘドバンというなかなかニッチなチョイスです。
ルフランのサビで、ゆったりと全員でヘッドバンギング。
そして途中から倍テン(倍のテンポ)になって激しくなるところを嬉々として叩く櫻川さん。
すごすぎます。
明坂さんは、Hacking to the Gateのキーボードプレイ。
2月のシークレットゲストの時より音数を増やしたので聴いて欲しいとのこと。
やはりバンドサウンドにヴォーカルが乗ると、ちょっと目立ちにくくなるものですが、しっかり地道に上達していってますね。
これもなかなかいいプレイを聴けました。
あと、BLACK SHOUTのBメロ。
これも、非常にきれいで良かったです。
工藤さんは、カバー曲を選んだ二人に、「オリジナル曲のBLACK SHOUTを推していかないと」と、またもおもしろいことを言っておられます。
で、選んだのが、BLACK SHOUTのイントロ。
聴衆の掛け声も求める、なかなかいいチョイスです。
そしてここで見せるギターリフは、他の音が少ないだけに非常に切れ味鋭い音を出してますね。
やはり、随分と成長してることがはっきりとわかる、いいコーナーでした。
そして機嫌のいい今井リサ(遠藤さん)につっこみが。
そしてちょうど、少し前に行なわれたガルパのストーリーで、リサがロゼリアに欠かせない存在だってはっきりとみんなが理解したお話へ。
そのときに出来た曲が次の曲です。
5 陽だまりロードナイト
この曲は当然ながらライヴ初披露ということになります。
追加公演でも演奏されましたが、イントロでのキュートなジャンプは初めからあったのですね。
うれしそうにしてる遠藤さん。
笑顔と共にかっこよくベースを弾きあげてます。
また、櫻川さんも、高速ではない曲なので余裕で叩いてますが、Bメロではハイハットが裏拍というなかなか初心者を越えたことをさりげなくやっておられます。
間奏ではベースソロもあり、遠藤さんかっこよくスラップをきめてます。
そして、最後の歌パート前に相羽さんが遠藤さんをステージのセンターへ押して行きます。
歌パートではマイクを遠藤さんに当ててあげる相羽さん。
追加公演でもありましたが、やはりここはほんとうにいいシーンですよね。
このロゼリアのメンバー間の絆が、一層ロゼリアの魅力を増しているのは間違いありません。
演奏後、遠藤さんが真ん中に行ったのにびっくりした本人や明坂さん。
この感じだと、恐らく打ち合わせなしで相羽さんの単独行動なのでしょう。
そうした理由を語る相羽さん、雑ですw
6 Re:birth day
ここで2ndシングル表題曲の披露です。
このライヴの2日前にリリースされてますが、しっかりバンドの音にしてきてますね。
4月30日のブシロードライヴで初お披露目してることもあって、出来具合はばっちりです。
それにしてもどれだけ練習すれば、ここまで出来るのだろうと、驚きを禁じえません。
追加公演でももちろん披露されてるのですが、もはや完成度はそんなに変わらない気がします。
もう、このリリース時点で、しっかり仕上がっているのです。
違いと言えば、ハコの大きさが700人規模か7000人規模かといったところでしょう。
こっちの方がライヴハウスの感じがあって、より熱さを感じられるような気もしてます。
MC 4
次が本編ラストになります。
ここで、メンバーからの挨拶。
誰から行くか、って話をしてると、客席から男の声で「はい!」って。
ここはめっちゃウケました。
少ない曲数しかない、(何てったって2ndシングルが二日前にリリースですから)って事情の中でのワンマンライヴに来てくれたことに感謝する明坂さん。
あと、版権の関係で(大人の事情で)ある種のカバー曲が演奏できないって話も。
少ない曲しかないって見当はついてただろうに集まってくれた人たちに感謝する遠藤さん。
ここで、ロゼリアももしかしたらいつか終わっちゃうかもしれない、って話を。
なので、毎回を全力で頑張ってるから、お客さんも毎回全力で見て応援してほしいっていることを言われてます。
まあ、一般的な話としても聞ける話ですが、いまや、遠藤さんが声優界を引退するって話になっている今、すでにこのときはすごく考えたり悩んだりしてたのかな、って思います。
それでも、そんなことを全く見せずに全力でいい歌にいいプレイを見せてくれた遠藤さんを僕は尊敬してます。
大勢のスタッフに支えられてることに感謝してる櫻川さん。
スタッフ、バンドリーマーみんなでロゼリアだって。
きっと在宅バンドリーマーの僕もロゼリアの一員として見てくれてる、と勝手に解釈させていただきますw
ほんとにみんな忙しい中で練習してきたことを話してくれる明坂さん。
新曲2曲を初めて5人で合わせたのがわずか4日前だそうで、命がけで全力でロゼリアをやってるそうです。
しっかり伝わってますよ。
ここからがロゼリアの本当のスタートで、みんなで大切な思い出にしていってほしいって言っておられます。
ついていきますよ、どこまでも。
相羽さん、友希那のようにかっこよく話し始めますが、いつものポンコツが出ちゃってます。
しかし、最後は、この1stライヴのこの日を忘れないで欲しい、という熱いメッセージを語ります。
友希那のような語りの中に、素の相羽さんがポロポロこぼれ出るところが、非常に好感が持てます。
めっちゃ元気で根アカな相羽さんが、必死でクールな友希那を演じているところのギャップがたまりません。
7 (本編ラスト)LOUDER
そして、へとへとのあこを元気付けるために、ロゼリアポーズで全員:「ロゼリア、ファイティーーン!」。
元気を取り戻して演奏されるラスト曲は、ロゼリアの中でも最速の部類に入る、LOUDERです。
バンドリーマーたちの声援を受けて始まります。
もう、かっこよすぎますね。
中盤の沈黙からの「Louder…! You’re my everything」 の部分も完全に息を呑む感じで最高級にきまってました。
とても初心者バンドと思えないクオリティを見せて、本編終了です。
充実感あふれる笑顔でお別れの挨拶をしてます。
MC 5
衣装チェンジして再び5人が登場し、ここからは、中の人としてのトークが始まります。
相羽さん:「生きてきて最高に幸せな時間だった」と。
工藤さん:「14の頃からこうした業界でお仕事させていただいて、まさか自分がギターを持ってこの舞台に立つとは、思ってなかったですね。
練習せど練習せど、なかなか、上達もどっからが上手いのかどっからが下手なのかちょっとわからないじゃん。
なんか、下手でもかっこよければいいし、上手くても地味だったらしょうがない、といったことを、日々考えながらこうやって6月30日まできて、いや、もう、みんな(バンドリーマー)の顔を見たら、なんかもう自分の悩みとかがね、どうでもよくなってくるよね。
楽しかった。」
工藤さん、もちろん初心者であるわけですが、テクニックうんぬんより、十分にギタリストとして輝いてかっこよかったと思いますよ。
なかなか心のうちまでよくわかる、いいコメントだったと思います。
遠藤さん:「めちゃくちゃ楽しかった。」
最近自分のウィキペディア見たら、職種に歌手、ベーシストって書いてあったことにびっくりしたという話。
「恥ずかしいわ、もう。
まだまだ全然うまくないけど、最近は夢の中でもベースを弾いてますよ」
いやいや、もちろんテクニック的にまだまだなのかもしれませんが、十分にかっこ良かったですよ。
その前の工藤さんのコメントどおり、かっこよく見せてた遠藤さんは、お見事だったと思います。
櫻川さん:「歌を歌ったり、声優をやらせてもらってるうちに、ひょんなことからドラムをやることになって、最初は全然できなかったの。
でもロゼリアのみんなと過ごしているうちに、うまくなりたいって思ったの。」
ここで、最初はタムに楽譜を張ってた話を工藤さんが暴露。
今じゃとても考えられないですね。
明坂さん:「子供のとき習ってたといっても、13年ぶりに演奏するようになるなんて思いもしなかった」
そして明坂さんも、ロゼリアが初めは何にも出来なかった5人が、少しづつ上達していく様子をおもしろおかしく語ってくれます。
あと、この日の朝5時に見た夢について語ってます。
この会場で、4人がしっかり「魂のルフラン」を演奏してる中で、自分はひたすらパンにマーガリンをぬり続けてた、って夢です。
非常に怖かったって言ってたら、工藤さんが、それ再現しよう、と言い出します。
ここで、「魂のルフラン」の1サビからね、っていいながら準備するメンバーたち。
こんなフレキシブルなことを出来るとは、やはりほんとにバンドやってるんだな、って改めて感じますね。
そして、遠藤さん命名、「魂のマーガリン」。
追加公演でこの話題に触れてましたが、ここで見れるとはラッキーでした。
アンコール 1曲目 魂のルフラン
魂のマーガリンからの魂のルフランということで掴みはオッケーですね。
そして最後に5人で挨拶して帰ろうとしてると、相羽さんが「最後にもう一曲歌いたいわ」と言い出して、あと一曲追加になります。
この辺のメンバーとのやりとりが、非常におもしろいですね。
いつもの茶番のようですが、十分に面白いですし、なかなかいいサービスになってますね。
アンコール 2曲目 BLACK SHOUT
安定のデビュー曲で幕を下ろします。
最後は名残おしく、700人のバンドリーマーへ手を振ってお別れです。
結成わずか10ヶ月とは思えない、すばらしい1stライヴだったと思いますね。
まとめとロゼリアのこれから
追加公演が先に映像化されていて、その後にこうして1st単独ライヴが映像化される運びになりました。
僕の予想は、やはり追加公演よりはかなり初々しい、もしくはたどたどしいパフォーマンスが見れるのか、と思い、ある意味お宝映像ではないかと期待してました。
ところが、予想に反して、この時点でかなり仕上がっている素晴らしい演奏を見せてくれてます。
もちろん、同じ公演であるため、基本的には進行や展開は似たようなものとなっています。
それでも、初めてならではの良さもあちこちで感じられました。
特にMC。
狭い会場ならではの、会場とのコミュニケーションもとれてましたし、初めての緊張を正直に吐露した部分もあります。
そんなところが、非常にロゼリア、という5人の魅力を一層高めていて、鑑賞できて本当に良かったと思いました。
これで、しばらく、「Rosenlied」「Rosenlied追加公演」「Zeit」のブルーレイ3作品で十分に楽しめそうです。
あとは、5月に行なわれた、3rdライヴ「-Ewigkeit-」の映像化を気長に待ちたいと思います。
そして、3rdライヴでベース担当今井リサ役の遠藤ゆりかさんが卒業、これから中島由貴さんに代わります。
オリジナル5人での集大成アルバム「Anfang」もリリースされたことですし、これから新しい5人で新たなロゼリアの第2章が始まっていくと思います。
遠藤さんの思い出を胸に抱いたまま、中島さんの新しい今井リサを期待して見守り、応援して行きたいと思います。
今後、イベントとしては2018年9月17日に、カルッツかわさきにてRoselia Fan Meeting 2018が行なわれます。
恐らくここで初めて、新生ロゼリアのライヴパフォーマンスが披露されるのではないでしょうか。
中島さんが、しっかりロゼリアに溶け込んで最上のパフォーマンスができるよう心から願っております。
ガルパは相変わらず好調ですし、アニメもついにやっと第2期、そしてなんと第3期も制作決定が発表されました。
ということは、これからもまだまだポピパもロゼリアも、リアルガールズバンドとして活躍していけるはずですね。
引き続き、Elements Gardenの皆さんには頑張って、良曲、神曲を作り続けていって欲しいと思います。
これからも応援していきますので、ブシロード様、一刻も早く、在宅バンドリーマーのために、Roselia 3rdライヴ「-Ewigkeit-」の映像化をよろしくお願いしたいと思います。
↓ ↓ ↓ このアルバムに正真正銘の単独1stライヴが付属しています。