前記事、バンドリ! Vol.28 Roselia 1st Live 「Rosenlied」前編からの続きになります。

↓↓↓ こちらに付属の1stライヴの実況解説の続きです。

楽器隊の好きなフレーズを紹介するコーナー





ここで、あこの提案で、楽器隊の好きなフレーズを演奏して紹介することに。
僕的には、このコーナーが非常に良かったので、多くの人に見て欲しいと強く願ってます。

 

最初はHacking to the Gateのサビをキーボードの燐子が紹介。
その部分は結構な音数があるそうで、ぜひ披露したいとのこと。
燐子のキーボードにドラムとベースが入って、彼女のプレイがどれほど頑張ってるかがはっきりとわかりました
13年のブランクはもう吹っ飛ばしてしまったようですね。
シンプルな構成で聴くと、それぞれの楽器がどんな音を出しているかよくわかって、これは非常にいいです。

 

次はギターの紗夜の紹介で、BLACK SHOUTのイントロです。
これにドラムとベースとヴォーカルが入ってきます。
で、ここでは他の同期の音はまったく入ってきませんので、完全に紗夜、つまり工藤さんのギターの音が聞こえるわけです。
僕は正直言って、ここのヘヴィなリフは、ほんとに工藤さんが弾いてるのか、同期で音を追加してるのじゃないかと、ちょっと半信半疑でした。
そしてぶ厚いシンセサウンドにうまいことまぎれさせて、そんなにきちんとは弾いてないだろう、と勝手に推測してたわけです。
しかし、ここで実際にあの重低音リフをガチで弾いていることがはっきりと証明されました。
工藤さん、疑ってしまって、ほんとにすみません
やっぱこのバンド、マジだ、と思わせられるこれも素晴らしい楽器紹介でした。

 

次はドラムのあこの紹介で熱色スターマインの1番のBメロ、というなかなかマニアックなポイントを突いてきます。
1番のBメロと2番のBメロは若干違うらしいです。
で、ここでヴォーカル以外全員で、やったのだが、全員ズレるという残念な結果に。
でも、それを笑いに変えるメンバーの雰囲気もとてもいいですね。
ゲネ(最終リハーサル)のときもそうだったらしくて、やはり非常に難しいことやってるんだなあ、と改めて感心します。
でも、先ほどの本番ではばっちり合わせてきてるところが、ただの初心者バンドとは大きく異なるところと言えるでしょう。

 

最後はベースのリサの紹介でLOUDERのDメロです。
ベースのソロスタートで、ソロでは指弾きで滑らかに、そこにドラムやキーボードやギターが入ってきてからはピック弾きへ、ともう玄人がやるようなことをやっちゃってます。

 

というわけで、4人のプレーヤーがどれだけマジでやっているかが、はっきりと見える、とても素晴らしいコーナーでした。
よく、初見の人たちは、当てフリ(カラオケに合わせて弾いているフリをすること)ではないか、という意見をコメントすることもチラホラ見受けられますが、そのような人たちに見せてあげたいですね。
彼女らは、本気で練習して、しっかりとリアルのバンドをやっているのです。

 

ポピパでも楽器紹介コーナーがあったりして、それぞれがちょっとしたフレーズを披露したりしていますが、このように曲の一部分を切り取って、バンドのみでのプレイを見せるのはとてもいいですね。
実際に弾いていることの宣伝にもなりますし、加えて、簡単なものではない、ということも目でしっかりと確かめることが出来るからです。
ポピパでも同様のコーナーを望みたいと思います。

ドラム 宇田川あこ役 櫻川 めぐさん

7 陽だまりロードナイト

これはゲーム内のストーリーで、リサ不在の間にみんなで作った曲のようで、ロゼリアに欠かせないリサにフォーカスを当てた楽曲になっています。
これまで、ロゼリアの作品群の中で、毛色の変わった曲だとは思っていましたが、それを聞いてからライヴを見てみるといろいろ発見がありました。

 

他の作品と何が違うか、って最大の違いは、ゴージャスなシンセなどの同期音がほぼ無い、ということです。
つまり、ほぼほぼロゼリアの5人の出音が楽曲を構成している、ということです。
ポピパは、既にその方向でほとんどの楽曲をプレイしていますが、ロゼリアもこの曲では、それにチャレンジしてます。

 

これが何を意味するかというと、4人の楽器がほぼ全部はっきりと聞こえる、ということです。
ゴージャスなシンセにまぎれて、間違ったとしても目立たない、ということはありません。
しっかり4人のプレイをこのライヴで堪能することができます。

 

4人のみの出音ということで、ベースが非常によく聞こえていいですね。
リサのための楽曲ということで、べースのおいしいパートがたっぷり準備されています。
今回は指弾きで遠藤さんが滑らかにプレイしています。
ベースソロも結構たっぷり時間が取ってあって、スラップをリズムに合わせてかっこよく弾ききってます。

 

また、ギターの工藤さんの音もはっきりと聞こえて、もう、彼女のプレイを見る目を改めさせられました。
もう、かなり歪ませたエレキギターで、ザクザクとヘヴィなリフを刻む様は、もうロックギタリスト、って感じがしますね。
特に、あの整った顔と華奢な指が繰り出すヘヴィなサウンドという、このギャップがたまりません
ギターソロに関しては、シンプルなもので、テクニック的にはまだ初心者の域ですが、これからの伸びが大きく期待できるパフォーマンスを見せてくれました。

 

キーボードの明坂さんも、ディレイをかけたイントロのフレーズを初めとして、しっかり弾ききってます。
かなり音数も多く、でも、笑顔で楽しそうに弾いてる様が、とても良いです。

 

ドラムの櫻川さんも、この曲がゆったりした普通のロックだけに、すごくリラックスして楽しそうに叩いているのが好印象ですね。
もはや、ロゼリアの高速メタルソングを叩ききっている彼女からすれば、このテンポは楽勝に見えます。

 

こうしてプレイがしっかり見れたのに加えて、みんなが楽しそうにプレイしているのがとても見てて幸せになれます。
全員でジャンプしたり、基本みんな笑顔です。
また、相羽さんが工藤さんや遠藤さんと絡むシーンは、とっても素敵です。

 

ほんとに、みんな仲良く楽しんでバンドをやっているのが、しっかりと伝わってくる素晴らしい一曲でした。

ベース 今井リサ役 遠藤 ゆりかさん

8(本編ラスト)Re:birth day

そしてラストにはRe:birth dayがやってきます。
今回、この1stライヴをここまで見てきて、ロゼリアを見直したという気がしてます。
もともとある程度演奏しているとはわかっていましたが、僕が思っていた以上に全員プレイしていました。

 

もはや、ラストの8曲目では、驚かされることはありません。
安心して、彼女らのプレイを楽しむことができます。

 

この曲の前のMCで、櫻川さんが夢を語ってました。
野外フェスにみんなで出たい、と。

 

これ、マジでいけるんじゃないの?と思ってしまいます。
もちろん、アニソン、というだけで引いてしまう方々が多いのも承知してます。
でも、百聞は一見にしかず、ということで、まずは一度見てもらえれば、ロゼリアの魅力は全員にではないにしても、結構伝わるのでは、と個人的には思います。

 

この、ダークでクールな音世界。
ちょっと似た感じで言えば、BABYMETALは世界で人気を獲得しています。
ただ、彼女らのバックの演奏は、プロのミュージシャンです。
一方、ロゼリアは、演奏も自分たちでしっかりとやっている立派なバンドです。
そこには大きな価値があるのではないでしょうか。

 

野外フェスも夢ではないと思える演奏をこのRe:birth dayでも見せてくれました。
いや、1stライヴとは思えない素晴らしいクオリティのものが見れて、おなかいっぱいです。

アンコール 1曲目 BLACK SHOUT

まだ持ち曲数が少ないので、アンコールでは、デビュー曲を再演奏です。
しかし、ラフなシャツに着替えてきてることもあり、とってもリラックスして演奏を楽しむロゼリアのメンバーを鑑賞できます。

 

ポピパが、ライヴではバンドの楽しさを見せるのを一つの目標にしているわけですが、ここではロゼリアも同じくバンドを楽しんでいる様子がビンビンに伝わってきます
普段がダークでシリアスな曲が多く、笑顔の率は非常に少ないわけですが、ここではめっちゃ笑顔で楽しくプレイしています。
明坂さんの「せ~の♪」は、ポピパの伊藤さんのそれに匹敵する破壊力をもったかわいさでしたね。
もはや演奏に関しては、安定したプレイを楽しめ、それに加えて、みんなが笑顔のBLACK SHOUTという、2回目なのにもう一度おいしいプレイになっていました。

 

ここで、最後にキャラクターの中の人として挨拶。
特に友希那役の相羽さんのテンションが、キャラと違いすぎて、とてもおもしろいです。

アンコールラスト LOUDER

最後は、ロゼリアの超速曲、LOUDERで締めです。
前曲同様に、メンバーはリラックスして余裕です。
やはりこのハードな楽曲を、堂々と演奏し、歌っている様は、結成わずか10ヶ月ほどの声優バンドとはとても思えません
次回のライヴにも非常に期待が持てる、素晴らしいクライマックスになりました。

やりきりました!!

まとめとロゼリアの今後

まず、何と言っても結成10ヶ月の、それも声優さん、そして、ほとんどが楽器の初心者というバンドがこれだけのパフォーマンスを見せてくれたことに驚かされました。
アニメやゲーム内での、ロゼリアというバンドの設定は、クールでダークでゴシックな、最高峰を目指す本格派のバンド、というものです。
そんな、高いクオリティを目指している、というバンドに、初心者を混ぜてくるなんて、ブシロードも正気の沙汰とは思えませんでした

 

しかし、ふたをあけると、想像以上のライヴを披露してくれています。
この成功には、当然バンドメンバーの技術指導や、ロゼリアの世界観を見せるステージを作り上げるスタッフが欠かせないわけですが、やはり本人たちの努力が1番必要だったのでは、と思われます。
よくもまあ、10ヶ月という短い期間で、ここまでバンドとしての演奏と歌唱を仕上げてきたものだ、と驚きを禁じえません。
ポピパもすごいと思っていますが、ロゼリアも負けず劣らず、素晴らしいサウンドを作り上げてきています。

 

ついでにMCについて語らせてもらえば、ポピパも楽しい子達ですが、ボケがちょっと弱い感じがします。
ボケの感覚が天然なものが多いので、少し拾いづらい感じがときどき見られます。
なので、せっかくなかなかキレのあるツッコミ担当の伊藤さんがいるのに、ちょっとそこがもったいないです。
それに引き換え、ロゼリアのボケ担当の工藤さん。
彼女は、紗夜が言いそうにないことをさらっと言ったり、ボケのクオリティが非常に高くて、それだけで、とてもおもしろいです。
そこにメンバーの総ツッコミが入る、という形はロゼリアならではの、楽しい空間を作り出してくれます。
なので、MCに関しては、ロゼリアの方がやや勝ってるかな、という印象を受けました。
まあ、芸人ではないので、どうでもいい部分なのでしょうが、近頃の声優さんたちは求められることが多いついでに言わせてもらいましたw

 

演奏に関してはポピパとロゼリアは、土俵は違いますが、どちらも非常にクオリティの高いライヴを行なっていると、今回強く感じることができました。
そしてどちらも、ちゃんとまじめに練習しているので、見るたびに成長している様子も楽しめます。
まさに、バンドリ!プロジェクトの2大看板バンドとして、しっかり務めを果たしていますね。

 

ロゼリアはこのライヴのあと、8月にはアニサマに出演、10月8日には、Roselia 2nd Live「Zeit」を成功させています。
アニサマはBSで放送がありましたが、BLACK SHOUTをややイントロのアレンジを変えて、また成長を見せてくれてます。
2ndライヴも大盛況だったようです。
はやく、商品化が待たれる次第です。

 

とにかく、バンドリ!プロジェクトの2番手として出てきたロゼリアは、今後間違いなくさらに飛躍していく、と感じさせられる1stライヴでした。
ともに、ロゼリアの成長を温かく見守って行きましょう。

 

また、ポピパの武道館ライヴも、次の12月13日発売の8thシングル「クリスマスのうた」の限定盤のブルーレイに収録されてますので、お忘れなくごらんくださいませ。