期待度100%の Poppin’Party 3rdライヴ BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!
3rdライヴまでの流れ
2016年11月13日、TOKYO DOME CITY HALLにてPoppin’Party(通称:ポピパ)は2ndライヴを開催。
在宅バンドリーマーの僕は、アニメ、バンドリ!のOriginal Soundtrackの初回限定盤付属のブルーレイで遅まきながら参戦。
そこで見たライヴは、これからのポピパに大きく期待できる素晴らしいライヴだったと思います。
2ndライヴについても熱く語ってますので、別記事を読んでくださればうれしく思います。
このライヴの後の12月7日、ライヴでは既に馴染みとなっていた、「走り始めたばかりのキミに/ティアドロップス」が3rdシングルとしてリリース。
2017年1月21日には、ついにテレビアニメ版が放送開始されます。
2月1日にはテレビアニメのオープニング主題歌、「ときめきエクスペリエンス!c/w 1000回潤んだ空」が4thシングルとしてリリースされます。
2015年の初頭から始まった『BanG_Dream![星の鼓動]』のメディアミックスは、漫画とポピパのバンド先行で動いていましたが、ついにアニメがスタート。
ここにきてついに本格的に始動した格好となっています。
アニメスタートと共に、ブシロードによるコマーシャル攻勢が強まる中、ポピパの3rdライヴが行なわれます。
特にアニメスタートによって、よりキャラクターに寄り添ったキャストの演技にも注目されます。
3rdライヴは2月5日、前回と同様、TOKYO DOME CITY HALLでの開催です。
その時の模様は、7thシングル「Time Lapse」の初回限定盤付属のブルーレイに収録されました。
おかげで、約7ヶ月遅れではありますが、ようやく待ちに待った在宅バンドリーマーの僕も鑑賞することができました。
では、ここから2017年2月5日、TOKYO DOME CITY HALLでのPoppin’Party 3rdライヴ「BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!」を部屋から実況解説したいと思います。
BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!のライヴ実況解説の前半
いつものように朗読劇を経て、ライヴスタート。
大期待のうちに始まったのは・・・
1,2曲目 オリジナルソング
オープニングを飾ったのはYes!BanG_Dream!(通称:イエバン)。
2ndで本編ラストを飾った、ポピパの代表曲だが、今回はトップバッターだ。
改めてこの曲を聴いて、そして見てみて強く感じるのだけど、ほんとに良くできた曲ではないでしょうか。
歌詞も当然ですが、やはり上松さんの本気を感じられるというか、見事な展開とメロディのキャッチーさ。
コールのパートもたくさん設けられていて、会場が一体になるのにぴったりの楽曲になっています。
また、この曲は1番最初の持ち歌であり、数々のライヴで披露してきただけあって、ポピパのメンバーのバンド感がはんぱないです。
やはり回を重ねるにつれて、自分たちのものになってきたんだな、というのも感慨深いです。
曲の途中で、メンバー紹介をそれぞれの楽器プレイをはさみながら行なうのも、もはや余裕さえ感じられます。
その中でも西本さんの紹介の時にベースのネックベンド(ネックに力を加えて音程を変える奏法)までやるとは、驚きでしたね。
あの太いネックに力を加える西本さん、かっこよかったです。
まあ、とにかく安定の定番曲でライヴスタートで、オープニングからいきなりクライマックスのような盛り上がりでとても良かったです。
2曲目も定番ソング、走り始めたばかりのキミに(通称:はしキミ)。
この曲もさすがに安定した演奏を見せてくれています。
愛美さんはサイドギターを弾きながら、安定したヴォーカルを披露してくれます。
なんか、ギターが上手くなったような気がしますね。
ツインギターで、サイドが技術が上がると演奏にも幅が出てきますので、これからも楽しみです。
大塚さん、前回よりギターの音が太くワイルドになった感じがあります。
愛美さんとのツインギターが見所です。
ギターを弾きながらのソロ歌唱パートもばっちりです。
伊藤さん、歌唱パートは演奏なしなので余裕です。
キーボードソロも、安心して見れるようになって来ましたね。
大橋さん、ドラムの安定感は本物ですね。
ソロ歌唱パートが、ちょっとマイクの音量が小さかったようなのが残念でしたが、プレイしながらのヴォーカル、見事です。
西本さん、この曲は全編指弾きですね。
なめらかな指の動きがたまりません。
歌いながらのプレイも安定の業です。
この曲も間違いない盛り上がりで、人気の高い曲であることを物語っています。
まずは、大人気の2曲のオリジナルソングで、つかみはバッチリといったところでしょう。
3~5曲 カバーソングコーナー
まあ、カバーのコーナーが来るのはわかっていましたが、もう少し持ち歌の演奏曲が増えるかと思った僕の予想は外れてしまいました。
が、ポピパのカバーも楽しいので、気を取り直して楽しみたいと思います。
カバーソング1曲目はLittle Busters!(通称:リトバス)。
この曲は新参者のライトヲタの僕にとっては、初耳の曲でした。
KeyのPCゲーム『リトルバスターズ!』のオープニングテーマで、Ritaさんという声優兼歌手の方が歌われた曲のようです。
まあ、僕が知らないのはただの無知なだけなのですが、大塚さんがクランチサウンドでギターリフを弾くと、会場からは歓声が。
アニソンファンの皆さんの守備範囲の広さにはいつも驚かされます。
このカバーでは、伊藤さんと大橋さんが楽器から離れて前に出てきて、二人でメインヴォーカルをとります。
そして、この曲では残りの3人も演奏に参加してます。
愛美さんがバッキングギター、大塚さんがリードギター、西本さんがベースです。
そして、ドラム音とキーボード音が同期で流されて、それに合わせて歌うパターンになっています。
イントロのクランチリフは非常にかっこいいですね。
ここでは大塚さんと愛美さんがハモってプレイしています。
ヴォーカルの二人、伊藤さんと大橋さんも、相変わらず上手いですね。
それぞれが上手い、プラス、ハモリのコーラスも完璧です。
二人ともただの声優とは思えません。
ギターソロでは大塚さんが余裕のプレイを見せています。
アウトロのソロプレイも、仲間に囲まれながらも落ち着いて笑顔で弾いています。
やっぱり上手いわ、この子、と改めて感じますね。
そして、大塚さんのソロプレイや装飾音的なプレイを支えている愛美選手の存在を忘れてはなりません。
やっぱり、この曲でも成長したなぁ、と感じさせられます。
ギター弾き語りが出来る人なら、ストロークのバッキングは大抵できると思いますが、愛美さんはロックギター特有のパワーコードを使ったリフも安定して弾けてますね。
特にイエバンの時の、歌いながらの高速刻みプレイも含めて、非常に上達してると思います。
あと、大塚さんとのツインギターによるソロハモリプレイもとても様になってきました。
メインヴォーカルである彼女の、ギタープレイの上達は、間違いなくバンドのレベルの底上げに貢献すると思います。
これからも要注目です。
そして、西本さんの流れるようなベースプレイも見所ですね。
この曲でも指弾きで、体全体でノリながら、上手にプレイしています。
間奏でのソロプレイや、ギターソロの裏でのプレイなど、目を離せません。
いやいや、みんな確実にレベルアップしてると思いますね。
カバーソング2曲目は Alchemy。
この曲は『Angel Beats!』の劇中バンド、Girls Dead Monsterの楽曲です。
2ndライヴでは、CROW SONGをプレイしましたが、今回はAlchemyが来ました。
曲発表時には、リトバス以上にバンドリーマーさんたちの歓声が。
やはり僕でも知っているガルデモは人気がありますね。
この曲は、愛美さん、大塚さん、西本さんの3人が担当です。
3人でヴォーカルを分け合って、その上、それぞれが自分の楽器担当です。
そしてドラムが同期で流される上でのプレイということになります。
イントロのギタープレイは大塚さんメインで、バックを愛美さんが担当だ。
かっこいいロックなフレーズをかっこよく弾いています。
この曲でも愛美さん、ざくざくのギターリフがうまく決まっています。
また、ギターソロは大塚さんがしっかりロックっぽく決めておられます。
そしてこの曲の見所は、3人が演奏しながらのソロ歌唱パートでしょう。
3人とも、楽器は安定のプレイを披露しながら、うまく歌っていますね。
特に西本さんはかなり動き回るベースラインの上で歌ってるわけで、素晴らしいです。
これだけ、しっかりと弾きながらメインで歌うバンドってかなり希少ではないかと思われます。
この辺は相当練習をやりこんだのではと思われますね。
その上、自分がソロ歌唱でないパートでは、西本さんや大塚さんがしっかりハモリまで決めています。
この曲では3種3様のヴォーカルを楽しめますね。
曲のラストの見せ場と言えば・・・
“見せるよ~♪”愛美さん
“見せるよ~♪”西本さん
“見せるよ~♪”大塚さん
“見せるよ~♪”愛美さん
のハイトーンヴォーカル披露ではないでしょうか。
鳥肌が立ちましたよ、ここは。
Alchemyも非常に盛り上がって楽しめました。
カバーソングラストはDISCOTHEQUE(通称:ちゅるぱや)。
お馴染み、水樹奈々さんの代表曲だ。
間違いなく盛り上がる曲であります。
そして、1stライヴ以来の披露となっています。
1stのときは、ショルシン(ショルダーシンセサイザー)抱えた伊藤さん、大塚さん、西本さんの3人での披露でしたが、今回はさらにギターの愛美さん、伊藤さんのタンバリンを借りた大橋さんも参加。
5人プレイにヴァージョンアップされた、ちゅるぱやの披露となりました。
ドラム音と、幾つかのシンセ音などが同期で加えられていますが、基本的には彼女らの演奏をしっかりと楽しめる楽曲になっています。
イントロの、
“ちゅ~るちゅ~るちゅるぱ~やぱ~♪”
は当然のように全員の振り付け付きだ。
そして、これも当然だが、バンドリーマーさんたちも、合唱で見事に合わせています。
これも5人が代わる代わるリードを取るスタイルで、今回は5人の声の音色を楽しめます。
そして、主に大橋さんが、絶妙なハモリをちょいちょい挟み込んで、曲のクオリティをアップさせていますね。
大橋さんがソロのときは、恐らく愛美さんがハモリをつけています。
このへんのチームワークは絶妙です。
演奏に関しては地味かもしれませんが、Aメロのバックのファンキーなバッキングが最高ですね。
大塚さんの軽快なカッティングと、西本さんの跳ねたベースのリズムで、このダンスチューンが一層ノリを増しています。
また、中間部の艶っぽいアダルティなパートでは、西本さんのウォーキングベースが踊ってますね。
この曲では指弾きでプレイしておられますが、跳ねたノリから、滑らかなベースラインまで自由自在に表現しています。
その後の大塚さんのギターソロもいい感じでしたし、最後はハーモニックス2連発で効果的にソロを締めくくっています。
あと、ノリノリで飛び跳ねながら、タンバリンを叩く一人だけズボン姿の大橋さんが非常にめんこいです。
あと、ショルシンの音ははっきりわかりませんが、その存在感とダンスで伊藤さんもしっかり魅せてくれています。
予想通り、めっちゃ盛り上がってカバーコーナーは終了です。
6~7曲 アコースティックコーナー
2ndライヴで、素晴らしい演奏を魅せてくれたアコースティックコーナーでしたが、今回も当然のように素敵なプレイを見せてくれました。
前回同様、
愛美さんは赤いアコースティックギター
大塚さんは青いアコースティックギター
西本さんはフレットレスベース
伊藤さんは電子ピアノと鍵盤ハーモニカ
大橋さんはいつもの猿の鈴とウインドチャイム←猿の鈴とウインドチャイム(黄色は読みづらかったです・・・。)
といった具合で、伊藤さんのピアノの種類が変わった(RolandのFP-80からFP-50へ)くらいで大きな変化はありません。
で、1曲目はSTAR BEAT!〜ホシノコドウ〜 (アコースティック Ver.)。
2ndライヴでもこのコーナーの2曲目で披露した楽曲がここでプレイされました。
見比べてみましたが、アレンジにはほぼ変更はなかったようです。
各楽器パートでの微調整はあったのかもしれませんが、はっきりと体感できるほどではありませんでした。
2ndのときに既に僕は完璧な演奏だった、と思って感動していたのですが、今回も安定した素晴らしいプレイを見せてくれたと感じています。
アコースティックの新曲を期待していましたが、このクオリティで再び完成度の高い楽曲を披露できたところに、彼女らの成長を感じることができると言えるかも知れません。
とにかく、アコースティックでは、そのプレイヤーの技術が、モロに見える、聴こえる、わけなので、2回目とはいえ彼女らの緊張も半端ないと思われますが、見事な演奏でした。
というわけで、アコースティックコーナーの2曲目に期待していますと、次の曲はぽっぴん’しゃっふる(通称:ぽぴしゃ) (アコースティック Ver.)。
うわ、前回の2曲と全く同じか、と思ったのもつかの間、イントロからアレンジが変わっていて、一気に引き込まれました。
伊藤さんのキーボードに乗せて、アダルトな雰囲気で歌い出す愛美さん。
ジャジーな雰囲気もある素敵なイントロに変化を遂げてました。
が、そのパートの後は、ほぼ2ndライヴと同様のようです。
イントロだけアレンジ違いということで、印象が変化した感じは結構ありました。
まあ、演奏は前曲と同様、安定して素晴らしいプレイを落ち着いて披露してくれています。
コーラスも全員できちんと入れてますし、愛美さんのヴォーカルに寄り添ってハモる大橋さん、やはり歌が上手いです。
こうして、選曲が、前回と順番入れ替えの同じ2曲のアコースティックコーナーでした。
僕の希望としては、2曲のうちの一曲でも他の曲をアコースティックアレンジにしてくれたらもっと良かったのに、という気持ちがあります。
しかし、2ndからわずか3ヶ月ちょいでの開催なので、やはりそういうわけにはいかなかったのが現状なのでしょう。
でも、その中でも、ぽぴしゃのイントロだけでもアレンジを変えてくれてたのは新鮮でした。
イントロを緊張のうちに演奏する伊藤さんの表情に、必死で頑張ってきた感を見ることができましたからね。
短い期間でこのクオリティを安定して披露できるまで、よく頑張ったと思います。
そしてRoselia (ロゼリア)の登場(シークレット・ゲスト)
ここから再び朗読劇へ。
ポピパの、能天気な(失礼!)会話が続いていると、裏から別の女の子たちの声が。
スクリーンにはロゼリアのメンバーの絵が。
会場からはお?お?という声が。
そして5人揃ったロゼリアがポピパと会話していると、垂れ幕の裏に人影が動く。
会場からはウォーっと歓声がちらほら聞こえ始める。
会話の流れでロゼリアが、演奏をしそうな雰囲気に。
会場は、その気配を感じるたびに歓声が・・・
香澄(愛美):え?ここでやってくれるんですか?
ポピパ全員:ロゼリアの生演奏???
バンドリーマー:うぉーーー!
湊 友希那(CV:相羽 あいな):わたしたちの頂点を目指す音楽。聴きたい?
バンドリーマー:うぉーーーーーーー!!!
こうしてシークレットゲスト、ロゼリアの生演奏が初披露されたのでした。
詳しくは別記事:バンドリ! Vol.6 Roselia 1stシングル BLACK SHOUTにて熱く語っていますので、ぜひともご覧ください。
まとめ・・・というか続きます。
また、ポピパの3rdライヴ実況解説の続きは、後に後編をアップしますので、そちらの方でぜひともご覧になってくださればうれしく思います。
バンドリ! Vol.23 Poppin’Party 3rdライヴ BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017! 後編