Poppin’Party結成3周年記念Blu-ray発売
LIVE BESTで1st~4thライヴを振り返る
2018年5月30日、Poppin’Party(以下ポピパ)結成から3周年を記念し、これまでの道のりを振り返るBlu-rayがリリースとなりました。
何とBlu-ray4枚組という、大ヴォリュームの一品となっています。
ちょうど、5月はRoselia(ロゼリア)が2枚のBlu-rayが付属する1stアルバムをリリースしていて、1st、2ndライヴをたっぷりと鑑賞させていただきましたが、在宅バンドリーマーの僕にとっては、6月はポピパ月間になりそうです。
というのも、4枚組Blu-rayは、トータルタイム約13時間という、ヴォリューム満点になっているのです。
とはいえ、この4枚組Blu-rayは、恐らく、最近ポピパにはまった人たち向けのような作品になっています。
というのも、1stライヴから4thライヴまでの収録、約7時間30分の内容がメインコンテンツになると思いますが、それらは既にシングルやアニメのサウンドトラックなどの生産限定盤の付属Blu-rayなどを持っている人にとっては既出の映像になるからです。
ただ、4thライヴに関しては異なります。
公式によると「熱烈なご要望にお応えして、MCを追加して再編集した映像」になっているので、これはやはり見なければならない作品になっています。
これについてはまた後ほど語りたいと思います。
というわけで、まずはこの記念盤から1stから4thまでの4つのライヴを改めて鑑賞しましたので、在宅バンドリーマーの僕なりに彼女らの活躍と成長を振り返ってみたいと思います。
ちなみに、この4つのライヴは2015年の4つのライヴとは全く異なりますのでご注意ください。
このBlu-rayに収録されているのは、ポピパが5人揃ってからの、2016年以降の4つのライヴとなります。
日付とタイトル、場所
1stライヴ 2016年4月24日、「BanG Dream! First☆LIVE Sprin’ PARTY 2016!」
2ndライヴ 2016年11月13日、「BanG Dream! Second☆LIVE Starrin’ PARTY 2016!」
3rdライヴ 2017年2月5日、「BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!」
4thライヴ 2017年8月21日、「BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館」
このように、2年間で4つの単独ライヴを成功させています。
そして1stは約800人収容の品川ステラボール、2ndと3rdは約3000人収容のTOKYO DOME CITY HALL、そして4thは11000人が参加した武道館。
また、2nd以降はライヴビューイングも可能となっています。
着実に規模を大きくしながら、成長を続けていることがわかりますね。
ただ、武道館に関しては、当初賛否両論もありました。
ガールズバンドとしては、メジャーデビューしてから武道館でのライヴまでの期間が、Silent Sirenの2年2ヶ月の記録を抜いて、1年6ヶ月という最短記録を打ち立てたわけですね。
まあ、一つの会場という意味でいえば、お金さえあれば誰でも借りれるわけで、ポピパがそこで演奏するのは分不相応という声も聞こえてました。
実際、1st、2nd、3rdライヴをブルーレイ鑑賞した在宅バンドリーマーの僕からしても、ちょっと早すぎかな、そんなに慌てなくても、と思ったのは事実です。
そう思った大きな理由は、やはり、1st~3rdライヴでの披露した楽曲の少なさです。
カバー曲などでふくらかしてはいますが、わずか10曲弱しか持ち歌がない状態で武道館アーティストを名乗ってよいのか、って気がしたわけです。
なので、もう少し曲が増えてからでも遅くはないぞ、と言ってあげたい気持ちでした。
しかし、結論から言いますと、やって良かった、と心から思います。
見事な4th武道館ライヴだったのではないでしょうか。
4thの会場として武道館を選んだのは大英断だったと僕は強く信じています。
ではここから、そう思えた理由などをぼちぼち語ってみたいと思います。
ポピパメンバーの技術的な成長
まあ、何と言っても、ポピパはバンド初心者が集まったユニットなわけです。
それも、全員が声優さん(このバンドリ!プロジェクトが始まってから声優をはじめた大塚さんもいます)というわけで、バンド中心の生活など送れない多忙な方々で構成されているということを忘れてはならないでしょう。
僕がこのプロジェクトを知った当初は、どうしてもまず「けいおん!」の放課後ティータイムの例が頭に浮かびました。
「けいおん!」と「けいおん!!」のイベントで見せた放課後ティータイムのサプライズ生演奏は、もちろん感動的ではありましたが、同時に多忙な声優さんがバンドをするときの限界を示しているものとも思えていたのです。
そんな中で「キャラクターとリアルライブがリンクする! 次世代のガールズバンド・プロジェクト」という触れ込みで始まったバンドリ!プロジェクトですから、期待はするものの、そこまでのクオリティはないのではないか、という懐疑的な考えを払拭するのは難しかったです。
しかし、2015年の噴水広場でのプロジェクト発表会、Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-でのライヴなどをネットなどで見るうちに、「これはマジでやってるやんか」とかなりの衝撃を受けました。
そして、ついに、3rdシングルの生産限定盤に付属された、1stライヴを鑑賞しました。
そこで見えたのは、けいおん!でアニメの世界に入ってきた僕の想像を遥かに上回るクオリティのバンドサウンドだったのでした。
もちろん、ミスもありますし、同期でカバーしているところも感じられます。
それでも、1stライヴの時点で、放課後ティータイムとは、明らかに違うステージのパフォーマンスが出来ていたと思います。
それ以降、在宅バンドリーマーの僕は全ての映像作品を購入し、今に至っているところであります。
さて、ここから1stライヴから4thライヴに至るまでの、メンバーの成長について語りたいと思います。
戸山香澄役 ギター&リードヴォーカルの愛美さん
やはりバンドのリーダーであり、フロントマンとして1番目立つ位置にいるのが愛美さんであることは間違いありません。
この方は、アイマスのライヴで、唯一楽器を持ってパフォーマンスし、多くのプロデューサーさんたちに戦慄を与えたという経歴を持っておられます。
僕もその映像を見ましたが、レスポールスペシャルをかき鳴らしながら大観衆を前にして堂々と歌うその姿には、惚れ惚れとしてしまいました。
そんな歌いながらギターを弾ける声優さん、ということで、愛美さんはこのプロジェクトに引き入れられたようです。
逆に言えば、愛美さんあってのこのプロジェクトの始動と言っても過言ではないようです。
ということで、彼女のパフォーマンスはやはり堂々としていていいですね。
何よりも、笑顔でのプレイスタイルは、ポピパの奏でる楽しい音楽と見事に合致していて、見ていて幸せになれます。
これは、1stから4thに至るまで、一貫して彼女のトレードマークにもなっていて、安定のリーダーとなっていると思います。
あと、ギタリストとしても、やはり成長を感じられます。
ポピパの特徴の一つはツインギター、というところがあります。
4thなどで、愛美さんがかなり大塚さんとからむようにプレイしているところが見られます。
これは、今後のポピパの成長にも寄与する、とてもいいことだと思います。
また、彼女のポピパにかける思い、また、4th武道館ライヴにかける思いは4thの際のラスト直前の挨拶で聞けます。
その熱い思いにこちらも心動かされます。
そういう意味では、目には見えないところで、彼女は大きくリーダーとして成長していったと言えるのかもしれません。
でも、そんなところをちっとも見せないでパフォーマンスしているところが、とってもいじらしく、魅力的です。
花園たえ役 リードギター&ヴォーカルの大塚紗英さん。
この方は、もともと路上でアコギの弾き語りをしていたような人ですから強心臓の持ち主と言って良いでしょう。
このプロジェクトに参加してから初めてエレキギターを演奏し始めたということで、技術的にはそんなにハイレベルではないところからスタートしています。
それでも、彼女の長所は、やはり全身を使ってパフォーマンスするスタイルではないでしょうか。
かなり動きの多いギタリストの一人と言ってもいいかもしれません。
時には髪を振り乱しながら激しいプレイもやっています。
また、うまいギタリストのあるあるでもある、顔で弾く、というのも実践しようと努めてもいますね。
初心者とは言え、いったんステージに出たらプロと遜色なく堂々としているのは、やはり以前の路上弾き語りの頃に培った、強いハートのお陰に違いありません。
それでも、1stの頃からすると、彼女は技術的にも随分と上手くなったと強く感じますね。
最初の頃は、ミスしても、何事もなかったかのように笑顔でプレイを続行するところがすごいと思っていましたが、3rd、4thになるにつれ、非常にミスは少なくなっています。
むしろ、上手くなったな、と感じる瞬間が多々ありますね。
特にアコースティックコーナーでのギターソロなども、かなりの上達を感じられる瞬間の一つと思います。
あと、4thではラスト曲中で、機材トラブルのためギターの音が消えた瞬間があります。
しかし、自分の歌のパートを歌いながら、ギターを交換し、再び演奏に混じっています。
こうした不測の事態でもうろたえないのが、大塚さんの強心臓と共に、ギタリストとしての成長によるものだと思いますね。
牛込りみ役 ベース&ヴォーカルの西本りみさん。
この方はベースの経験者でもあります。
よって、ポピパの中で最初から玄人っぽいプレイをしていますね。
また、楽しく体を振りながらのプレイ、タイミングよくジャンプしたりもあります。
そんな楽しさいっぱいのパフォーマンスは、1stから一貫していると思いますね。
また、最初っからスラップや指弾きにも挑戦しています。
アコースティックコーナーではフレットレスベースにも挑戦して滑らかな音色を披露しておられます。
ベースの音はバンドの中で1番目立たないので、成長しててもわかりにくい、という面もあるかもしれません。
それでも、彼女自身は、4th武道館に向けての抱負として、全部CD音源どおり(つまりプロのミュージシャンの演奏どおり)出来るように練習してくる、と語っています。
ポピパ全体に言えることですが、やはり最初からCDどおりの再現は困難なのは間違いありません。
で、そんなときには、少しフレーズを簡略化したりすることがあります。
それを、プロと同様のレベルまで引き上げるよう、努力する、と言っているのです。
実際、よっぽどの人でなければ、その違いを聞き分けることは難しいと思いますが、そんな気概を聞くときに、努力のお陰であの玄人っぽい安定したサウンドが出せているんだ、と知ることができます。
4th前には恐らく練習のしすぎで腱鞘炎になってしまってましたが、ライヴではそんなこと感じさせない素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてました。
目には見えにくいかもしれませんが、彼女もしっかりとこの4つのライヴで成長しているのは間違いないでしょう。
市ヶ谷有咲役 キーボード&ヴォーカル&タンバリンの伊藤彩沙さん。
この方は、完全なキーボード初心者ですね。
よくこんな人をチョイスしたな、と思います。
というわけで、最初は片手弾きから始まってますね。
しかし、上松範康さんも語ってますが、最初は片手でも、少しづつ両手弾き、そして最後には歌いながら弾くことなど少しづつ課題を与え、クリアさせていってます。
もちろん、時間はかかってはいますが、確かに彼女の成長しているのははっきりとわかります。
とりわけ、キーボードの目立つ曲(1000回潤んだ空など)もありますし、アコースティックコーナーでは、めちゃくちゃキーボードが目立ちます。
そんな中でも、しっかりと練習して楽曲の完成度を上げることに寄与してきておられます。
4th武道館ライヴに向けては、限られた時間の中で、うまく出来ない自分に対して涙する、そんなシーンもドキュメンタリーで見られました。
そんな厳しい状況を乗り越え、4thでは見事な演奏を披露していると思います。
頑張り屋の伊藤さんの、そんな努力と成長も十分に感じられる4つのライヴになっていると思いますね。
演奏に関しては、目に見えない努力の結晶を感じることができますが、こと盛り上げ担当としては、初期の頃からうまく機能していると思います。
タンバリンも上手(!?)ですし、観客への煽りもしっかりとやっていますね。
彼女のリードでクラップや、サイリウムを振ることなど、バンドリーマーが一致団結する様子もライヴ中には幾度も見られます。
キーボードのない曲でも、もはや彼女の活躍はポピパにとって欠かすことはできないと思います。
山吹沙綾役 ドラム&ヴォーカルの大橋彩香さん。
もともと趣味でドラムを叩いていたこともあって、このプロジェクトに選ばれたようですね。
ご自分のソロ曲のPVなどでもドラムを叩いてたりしてる様子は見たことがありました。
それにしても、まさか武道館でバンドの一員として叩くことになるとは想像も出来なかったのではないでしょうか。
やはり趣味で一人でドラムを叩くのと、バンドの中のアンサンブルの一つとして叩くのは全く意味が違うと思います。
バンドでは、全員で音を合わせる必要があるわけですが、その要となるリズム隊の一つがドラムということになりますね。
もともと歌も上手い声優さんだったので、リズム感もあって、適役だったと思われます。
それでも、ポピパに与えられる楽曲は、鬼のように速い曲ばかりで、これは叩けるまで大変だったのではないでしょうか。
高速シャッフルもありますし、複雑なリズムもあります。
でも、彼女も練習を重ね、見事なパフォーマンスを披露することができるようになりました。
3rdライヴあたりでは、やはり多忙ゆえ練習があまりできず、悔いが残ったような発言をしておられましたが、4thでは全編に渡って笑顔でしっかりとしたドラミングを見せてくれてます。
そして4th後もやりきった感がひしひしと伝わってくるコメントを残しておられます。
彼女の成長が、楽曲の安定感につながっているのは間違いないでしょう。
そしてそれだけでなく、歌の上手さもポピパの楽曲のクオリティを上げるのに大きく貢献しています。
とりわけ、愛美さんとのハーモニーは抜群の美しさを発揮していますね。
ドラムが叩けて、なおかつ歌も上手い、なかなか他では見当たらない逸材であり、やはりポピパには不可欠な存在だと思います。
ライヴの構成について
ライヴの構成は、1st~3rdまでは類似のものですが、4thでは非常に大きく変化が演出されています。
1st オリジナル ⇒ カバー ⇒ オリジナル
2nd オリジナル ⇒ カバー ⇒ アコースティック ⇒ オリジナル
3rd オリジナル ⇒ カバー ⇒ アコースティック ⇒ オリジナル(ロゼリア出演は除く)
と、少しずつ順調に楽曲を増やしながら、だいたい同じようなフォーマットでライヴが行なわれています。
やはりこのあたりまでは、地道にアップデートしていった感じがしますね。
やはり初心者バンドゆえ、また、ライヴの間隔が短いため、そんなにばんばん新曲投入とは行かず、まずはこの時期はしっかり基礎を固めていっているように感じます。
まあ、それは裏を返せば、また同じ曲か、という感想も出てしまうのも仕方がないかもしれません。
それで、3rdまでを見たときの感想は、もちろん楽しくてよいのですが、もう少し間隔を開けて十分な準備期間を与えてからライヴすると、毎回新鮮味があってよいのではないか、と思ってました。
でも、そんな中でも、技術の求められるアコースティックコーナーにも果敢に挑戦しているところなど、非常に好感が持てますね。
ミスしたらダメージのでかい、静かなアコースティックを成功させたというのは、確かに成長の証と言えるでしょう。
また、同じ曲を繰り返しているとは言え、確実に回を重ねるごとに安定感が増しているのは感じられます。
そして、それから約半年というある程度の準備期間をかけて臨んだ4th武道館ライヴ。
そこではこれまでとは全く異なるフォーマットを見せてくれました。
4th武道館ライヴでは、アニメ劇中の登場曲を、アニメのオープニングとエンディングの二つの主題歌で挟むという非常にストーリー性のある構成になっていました。
そしてそれだけではなく、その合間合間に、オリジナル曲メドレー、カバー曲、ソロ曲メドレー、アコースティックなどを散りばめるという、非常に楽しいライヴにも仕上がっていました。
これは素晴らしかったと思いますね。
アニメが放送終了してからの初のライヴ、ということで、アニメ本編からOVAまで、ちょうど高校入学時から夏休みまでのストーリーをライヴ全体で表現しています。
アニメは作画には多少問題はあったとはいえ、基本的には僕はとても楽しめました。
そんな中で名セリフなども絡めながら、時系列で楽曲が演奏されていく、これは、時には目頭が熱くなる素敵な構成だったと思います。
きっと武道館で、どんなライヴにするか、愛美さんを中心に5人もたくさん考え悩んだに違いありません。
でも僕は、考え得るどんなアイディアの中でも、これに勝るものはなかったのではないか、と思います。
このライヴでアニメの作品の内容を総まとめの集大成にして、そしてこれから新たに歩んでいく、そんなけじめがはっきりと付く、いいタイミングで行なわれたライヴではないでしょうか。
その上、演奏面でもセンターステージという、初体験の場所でも見事なパフォーマンスを見せてくれました。
全員のこの武道館への思いが凝縮した、最高の舞台だったと思います。
3rdライヴまで、地道にライヴを行なっていましたが、この4thで、一気に高みに上った気がしています。
4thは、ミラクルパーティ、と銘打ってありますが、まさに奇跡的なライヴだったのではないでしょうか。
これだけの思いのこもったものを十分に出せた、ということで、僕はこの舞台が武道館で本当に良かったと思っています。
ある意味、ポピパの集大成的なライヴとして、彼女らの成長を文句なく楽しめるライヴだったと強く感じています。
4thライヴの映像化についての問題点
さて今回、4th武道館ライヴは、カットされていたMCなどを追加された、ある意味完全版を楽しむことが出来ました。
しかし、だいたい、何でカットしてたのか!!、という点について少し語りたいです。
もちろん、8thシングル「クリスマスのうた」の初回限定盤に付属していたBlu-rayでの4thライヴも十分楽しめましたよ。
ポピパメンバーが大きく成長していたことも見えましたし、構成も前述のとおり、アニメでの感動ともオーバーラップできて、とても良かったと思います。
ただ、MCがなかったので、彼女らがどんな気持ちで臨んだのかなどが、あまり見えませんでした。
確かに上手くはなっていたのはわかりましたが、その背後でどんな大変だったのかなどはあまり伝わりませんでした。
普通は、最後の挨拶などの中に、そうしたバックグラウンドが見えるものなのですが、そこがほとんどばっさりカットされていたわけです。
まあ、ライヴ見れるだけでありがたい、て言えばそれはそうなのですが、ポピパを見せている本質には届かないと思います。
バンドリ!のプロデュースをしておられる上松範康さんはこのプロジェクトにおいて、ポピパのメンバーの成長を見せることを大きな目的の一つに掲げておられます。
そしてそれを青春、という言葉でも表現しています。
僕らバンドリーマーは、バンドを1から始めた彼女らが、少しづつ上達していく様子を見るときに、そこに感動や共感を覚えるのです。
単に上手い演奏だけが見たければ、プロのバンドを見に行けばよい話なのです。
そうじゃなくて、青春を駆け抜ける若者たちがそうであるように、彼女らが時には挫折や失敗をしながらも、少しづつ力を合わせて成長していく、そこを上松さんは見せたい、と思っておられますし、僕も見たいと思っています。
演奏ももちろん大切ですが、そうしたとても大事な青春の部分が感じられるMCをカットするなんて・・・・、ありえなくね???って感じです。
で、実際に今回の再編集版を見て、4th武道館ライヴの感動は、倍増したと僕は感じています。
やはりラスト前のキャストの挨拶、特に、リーダーの愛美さんの涙が、全てを物語っていると感じました。
いつも、平然とへらへら笑顔でいる愛美さんなので、陰の努力なんてあまり感じられにくいのですが、その涙で僕は彼女への尊敬と感謝の念がわいて来ました。
やっぱり、この LIVE BESTを買ってよかった、と心から思えます。
既に持ってるものと半分ほどかぶってるのでどうかな、っと思わなくって本当に良かったです。
ただ、一言言わせてもらえば、最初っからMCカットなんてしてなけりゃ、最初っから感動できたのに、って思います。
今後、同様のことがないように、ブシロード様、ほんっとに頼みますよ。
まあ、結論として言えば、4th武道館の再編集版に150%ほどの満足をしています。
そのままMCをお蔵入りにしないでくれたことには、素直に感謝したいですね。
ポピパの今後について
さて、2018年5月12日には、BanG Dream! 5th☆LIVE Day1:Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!が幕張メッセ国際展示場で行なわれています。
こんな素晴らしい4th武道館ライヴをやったあと、いったい何をやるんだろ、ってちょっと心配です。
でも、愛美さん初めとするポピパのメンバーの熱い思いを知った今、かならず良いライヴを作り上げたに違いない、と強く感じます。
実際、ツイッターなどでもとても良かったとの声が多く見られたので、間違いないでしょう。
在宅バンドリーマーの僕としては、当然見ていませんのでいつものように一刻も早い映像化を期待します。
ブシロード様、次はMCカットなんて無粋なことはやめて、生のポピパを届けてくださるよう願っています。
さて、ついにアニメの2期、3期となる、「BanG Dream! 2nd Season」「3rd Season」の制作が発表になりました。
今回は作画はサンジゲンという会社で、CGアニメとなるようですね。
僕は、とても期待して待ちたいと思います。
アニメが続く、ということは、当然ポピパ、そしてロゼリア、共に活動がまだまだ続く、ということにもつながると考えてよいと思います。
やはりそこが1番うれしいところです。
ゲームのガルパ人気だけでは不安だったので、今回非常に喜んでおります。
ということで早速ポピパの次のシングルが発表になりました。
2018年7月11日に、10thシングル、「二重の虹(ダブル レインボウ)/最高(さあ行こう)!」の両A面リリースです。
そしてその生産限定盤には、2018年1月13日、14日両日のガルパライヴのポピパパートの様子がBlu-rayとして付属になります。
シングルの楽曲と共に、ライヴ映像もとても楽しみです。
そして、ロゼリアは2018年07月25日に、6th Single「R」のリリースが決まっています。
このシングルの生産限定盤には、同じくガルパライヴのロゼリアパートの様子がBlu-rayとして付属になります。
どちらも見逃せませんね。
忘れないでゲットしたいと思います。
みんなでポピパ、ロゼリアの両バンドを応援して行きましょう!!
Poppin’ Party 2015-2017 LIVE BESTの残りも楽しみます
さて、こうしてポピパの1st~4thライヴを振り返りました。
ここまでで、約7時間半。
残りは
◎月刊ブシロードTV重大発表SP(内容:アニメ発表)
◎ブシロード10周年記念ライブ Poppin’Partyパート 2017年4月30日 at 横浜アリーナ
◎Road to 武道館(内容:ドキュメンタリー)
◎西本りみ「BanG Dream!(バンドリ!)」聖地巡礼(ゲスト:橘田いずみ)(内容:ドキュメンタリー)
◎Poppin’Party Fan Meeting 2017! at 豊洲PIT
◎テレビ愛知放送特番「Poppin’Party武道館への軌跡」(内容:ドキュメンタリー)
の、合計約5時間半。
まだまだ先は長いですね。
まさに嬉しい悲鳴ですw
残りは未見のものばかりなので、たっぷり楽しみたいと思います。