Poppin’Partyのギターヴォーカル 戸山香澄(CV:愛美)

BanG Dream!よりキャラクターソング第一弾! どきどきSING OUT!





これまでPoppin’Party(以下ポピパ)としてシングルをリリースしてきたわけだが、ついに4月5日にキャラソン(キャラクターソング)の発売と相成った。
これまでのシングルは、劇中のバンドとリアルガールズバンドをつなぐ意味で、非常に重要で意味のあるCDリリースだったと思うが、キャラソンはアニメ的にも必要なものかと言えばそうではないのかもしれない。

 

実際、アニメの中のバンド、ポピパが彼女らのCDを出すことはありうる。
事実、劇中で「STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜」や「前へススメ!」「夢みるSunflower」などを歌っている。
しかし、アニメの中での戸山香澄はキャラソンを歌うことなどは、ほぼありえないからだ。

 

しかし、難しいことを言ったって、これがアニメ業界の常識と思えば、全然問題ない、ということになる。
けいおん!やけいおん!!でも、放課後ティータイムとは別のキャラソンが存在し、ライヴではみんなそれぞれ持ち歌として披露してくれたのだ。
いろいろけいおん!を参考にしているのだから、この辺のアイディアを拝借したところで、何の問題もなかろう

 

というわけで、まずは第一弾として、ポピパの中心人物、戸山香澄のキャラソンが発売になりました。
歌うのは香澄の中の人、愛美さん。

主人公の中の人愛美さん。非常にかわいいです。

どきどきSING OUT!

作詞:中村航
作曲・編曲:藤間仁 (Elements Garden)

 

エレガと中村さんによる鉄壁の作品だ。
やはりキャラソンだけあって、歌詞の内容は香澄にピッタリのものになってます。
原作者に作詞を依頼することで、香澄の心情を表したとてもいい詩になっています。
そしてエレガの藤間さんも、元気で勢いのある香澄にふさわしい楽曲にしてくれました。

 

ヤングギター誌で愛美さんはこの曲の歌詞についてこう述べてます。

香澄らしく明るい曲調ですけど、突っ走るだけじゃなくて聴いている人の背中を押してあげられるような、成長した香澄による素晴らしい歌詞になってます。

愛美さんも成長した香澄になりきって、うまく歌ってますね。
キャラ声で歌うというのは大変難しいと思いますが、これまで重ねてきたライヴによって、香澄になりきるということがどういうことかしっかり体で覚えてきてるのではないでしょうか。

 

ただ、その合間で他のアニメ作品のキャラになりきったりライヴに出たりと、頭がこんがらがらないか心配です。
が、ぱっと見る限りそれぞれを楽しんでやってるように見えるので、きっと大丈夫なのでしょう。

 

さて、この曲は、やはりバンドサウンドで出来てます
僕はそこは譲っちゃいけないと思ってましたが、まずは安心です。
そして、僕の予想では、間違いなくこの曲は8月の武道館で歌うと思われます
で、大きな問題は、さて、これをどのように披露するか、という点につきます。

 

楽曲を聴く限り、ポピパにはこの曲を演奏できるポテンシャルは十分にあるのではないかと思われます。

やれば出来ると思います。

相変わらずBPMは200近い高速ソングではあります。
そして、いつものように展開は非常に複雑です。
ベースはうねってますし、リードギターもいつものように楽曲を彩ってます
バッキングのギターリフも非常に早く刻まなければなりません。
ギターソロも爽やかなメロディを奏であげてます。
キーボードもきらきら聴こえてきます。
ドラムも、やはり高速ですし、リズムの変化がいつもどおり多くて大変そうです。
そのような楽器も大変な上にコーラスもしっかり入ってます。

 

こうした難曲ではありますが、これまでの彼女らの成長を考えると、技術的に演奏は可能に違いありません
ただ、きちんとした形にするためにはかなりの程度の練習の時間が求められるというのが最大のネックになると思われます。

いろいろ忙しい愛美さん(ガルパゲーム中)

もちろん、キャラソンですから、必ずしもポピパで演奏する必要はないかもしれません。
放課後ティータイムのときは、キャラソンはそれぞれがプロのバンドをバックに歌ったり踊ったりしましたが、それと同じで十分でしょう。
きっとそれだけでも十分に楽しめるとは思いますが、もし、可能なのであれば、これを5人のバンドで再現すればそれが最善、ベストなのではないでしょうか。

 

がんばれば出来そうなレベルの楽曲なだけに、チャレンジしてほしい、と思うのはファンの勝手な願いではあると思います。

 

このキャラソンのリリースのタイミングからすると、武道館において各自、キャラソンを一曲づつ歌うのは鉄板ではないか、と思われます。
あとは、それをカラオケでやるのか、それともポピパの生演奏でやるのか、そのどちらかでしょう。

 

どちらにしても、僕はこの曲をライヴで歌っている愛美さんが見れれば、それで満足します。
でも、ポピパの演奏と共にそれを見られれば、100倍満足すると思います。

 

声優さんがどれだけ忙しいか考えると、この短い期間で形にするのは鬼畜な話かもしれません。
が、一在宅バンドリーマーとしての願いとしては、やはりポピパのバンドで見せて欲しい、と思うばかりです。
どうなるのか楽しみにしておきたいと思います。

 

いずれにしても、僕はがっかりすることはないでしょう。
どんな形で見せてくれるにしろ、僕はポピパとメンバーを最大限応援してます!

C/W    ティアドロップス ~Acoustic Ver.~

そして、このキャラソンCDのカップリングはなんと「ティアドロップス ~Acoustic Ver.~」。

 

まさか過去曲のアレンジ違いを持ってくるのは予想外でした。
しかし、ポピパの2ndライヴでも「ぽっぴん’しゃっふる」や「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」のアコースティックアレンジを披露してて、非常に良かったことを考えると、なかなかいいアイディアに思えます。
やたら楽曲を増やして、クオリティが下がってしまうよりも、もともと良いものをアレンジを変えて、またそれぞれのキャラで個性的に表現しなおすことができれば、それはアリだと思いますね。

 

で、愛美さんは、あのポピパの楽曲で最も激しい、「ティアドロップス」をアコースティックで歌う、というものに挑戦です。
まず、聴いて最初に思ったのは、「これ15歳の香澄の声じゃないだろ」でした。
アレンジも、すごく大人な、ジャズっぽいアレンジで、ベース主導で進むパートなど、ゾクゾクします。
またアコギも心地の良いストロークでじゃかじゃかかき鳴らしてます。
キーボードも、よく聴こえて、ジャジーなメロディを奏でてます。
アコギのギターソロもとてもかっこいいです。
加えてその裏で聴こえるベースもとってもいいです。

 

そして、何よりも主役は香澄の中の人、愛美さんです。
非常に大人なヴォーカルを聴かせてくれてます。
おそらく、どう考えてもこの設定は15歳の香澄ではないでしょう。
きっと香澄が大人になったときのイメージで歌うようにディレクションをいただいたに違いありません。

 

愛美さんもこれまでに聴いたことのない声で歌ってますね。
さすが本業が声優さんだけあって、その辺の演じ方はすばらしいですね。

 

ヤングギター誌で愛美さんはこんな感じで語ってます。

この曲では歌い方にかなり遊びを入れてまして
いろんなパターンを録ってその中からセレクトしたんですけど、すごく楽しかったですね。
じっくりと聴いて欲しいです。

恐らく、まず、出来上がった曲を聴いて、そのアレンジに合う香澄の声をイメージして歌っていったのではないでしょうか。
このジャジーな雰囲気だから、香澄がきっと大人になったらこういう風に歌うだろう、といろいろ歌ってみて最終的にこの形になったと思われます。

 

“この手を離さない”、のあとの、“だけどティアドロップス・・・”の部分は、特別にゾクゾクします。
バンドのヴォーカリスト、であり、実は声優でもある、ということが、表現力、という点でとても有効である、ということを思い知らされます。

 

この曲は、香澄の別の面を見れる、とても大人なアレンジの曲に仕上がりました。

 

これは、8月の武道館でやるかなぁ・・・。
さすがにキャラソン2曲づつ、つまり2曲×5人、合計10曲の追加は、ちょっと負担が大きすぎるだろう
だって既にポピパとしても6枚のシングル、つまり6×2曲の12曲の持ち歌があるってことだからね。

 

でも、やって欲しいなぁ。

アコギも弾ける愛美さん

欲望、願望は果てしなく続くのでした。

まとめ

さて、バンドリ!のキャラソン第一弾のリリース、ということです。
これから、残りの4人のキャラソンも出るわけで、大いに期待が持てます。

 

そして武道館のライヴも刻々と近づいているわけです。

 

が、その間にも、テレビ、ラジオ、ライヴ、雑誌の取材、国内、海外でのイベント出演、などなど、愛美さんは多忙を極めているはずです。

アイマスでジュリアになりきって歌う愛美さん

とてもバンドリ!プロジェクトだけに集中できるとは思えません。
そのうえ、ガルパ(ガールズ・バンド・パーティ)のゲームまでしなきゃならないとは、もはや、ブラック企業並みの労働時間(一応、ガルパも入れときます。)を強いられているのではないでしょうか。

 

そのうえ、ライバルバンド、Roseliaの台頭というまた別のプレッシャーまで加えられて、もう精神が病まないか心配です。

 

でもそうした試練を乗り越えないといけない厳しい声優業界の大人の事情もあるのでしょう。
ただただ、愛美さんが壊れないことを願います

 

そう願いながらも、武道館での素晴らしいパフォーマンスを期待する僕は、鬼畜の仲間なのかもしれません。

 

多くを求めませんが、可能な限り在宅バンドリーマーとしての責務を果たして(CDやブルーレイの購入など)ささやかながら応援していきたいと思っております。
みんなで、彼女らを支えてあげましょう。

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