プチ断食、16時間ダイエットを約2か月やってみた結果発表
6月の初めから、約2か月、プチ断食(16時間ダイエット)をやってみました。
今日は、その結果をお伝えしたいと思います。
ダイエット部門
まずは、当初の目的である、体重落としのダイエットに関しての報告です。
僕は、一般的に理想体重は【身長-110】と言われて育ちました。
現代では、BMI(体格指数)を考慮に入れた、より精密な数字が出るようですが、別にそこまで厳密になる必要もないので、僕は昔ながらの簡便な方法で計算してます。
この簡便な計算方法によると、僕の身長は約176センチなので、【176センチ-110】の 【66㎏】 が理想体重ということになります。
もともと20~30代は、どんだけ食べてもほぼ体重は65キロ前後をキープしていたものです。
しかしその後、40代に入って以降、じわじわと右肩上がりで約10キロの体重が増加してしまっていたわけです。
ですから、【66㎏】という数字は、僕の体にはちょうど良いのではないかと思って目標体重として設定してみました。
さて、スタート時の6月2日の体重は74.6㎏で、これが51年生きてきた自分史上最高の体重となっています。
その後、1週間ほどで順調に70.8キロへ。
これはスゴイ、と思いましたが、そう簡単にはいきません。
それでも、しばらく72~73キロを行ったり来たりした後、ついに6/22には70キロを割り込みます。
ここからがなかなか体重も落ちずに、69~70キロの間をうろうろしますが、7/14にはついに68キロを切ります。
それから1週間ほどで、67キロ、66キロを切り、7/30にはついに65.2キロという最低体重記録を達成しました。
毎日、食後寝る直前に体重を計測する、という定点観測を行ったわけですが、仕事帰りの最大瞬間体重では63.5キロも一度記録しています。
この2か月、朝食はほぼ抜いて、バターコーヒーと数粒のナッツだけにしています。
たまに、リンゴを4分の1食べたりはしましたが、朝食抜きは次第に慣れていきました。
そして、体重が面白いように減りだすと、一層ダイエット効果を高めたいと思い始め、昼食を次第により軽いものにしていきました(昼食が0.5食って感じです。)。
当初は朝食抜きではお腹が減るので、普通に昼食をとっていたのですが、だんだん、ヨーグルトだけ、とか、+カロリーメイトといった感じで、かなり軽食にしても耐えられるようになってきたのです。
夕食は以前と変わらずとっていますが、炭水化物を減らしたいと思い、コメの量を減らしています。
それでも、おかずと共にしっかりよく噛んでじっくりゆっくり味わって食べると、そんなにたくさん食べなくても十分にお腹がいっぱいになるようになりました。
間違いなく胃のサイズが小さくなっていると思われます。
で、結果として、現在は1日に1.5食の食事という形でのプチ断食を実行していることになるわけです。
こうして、約2か月で、体重が9キロほど減りました。
また、ズボンがきつくなってベルト無しですましていたのが、今やベルトを使わないとずり落ちそうなほど下っ腹もへこんだのです。
ダイエットという観点で、確かにこのプチ断食は効果があると僕は実感することができました。
今後は、この達成した66キロをキープするために、1日に1.5食~2食のプチ断食を続けていこうと思っています。
というのも、ダイエット以上に大きな効果があったことにも気づいたからです。
体脂肪、内臓脂肪部門
こんなプチ断食、ダイエットに目覚める前に、たまたま知り合いの方が家に持ってきてくれた体脂肪計に乗ってみたことがあり、偶然にもその記録を残していました。
そして、これまたたまたま6月の月末に、その方がまた体脂肪計を持ってきてくれたので、プチ断食中の数字も確認することができたのです。
時期は飛んでますが、「昨年秋」、「今年の冬」、そして「プチ断食を行って約1か月弱のこの6月末」の3回の計測した数字が並んでいます。
数字の変化に注目してください。
体重 71.8 ⇗ 73.2 ⇘ 69.6
体脂肪 16.8 ⇗ 18 ⇘ 14.1
内臓脂肪 10.5 ⇗ 11.5 ⇘ 9
とまあ、こんな具合です。
体重と共に体内の脂肪も順調に冬に向けて増加していたわけですが、この1か月で大きく減少に転じているのです。
もちろん、毎月計測したわけではないので絶対確実ではないのですが、6月の初めに史上最高の体重74.6キロを計測していることから考えると、それに伴って6月初めには体脂肪、内臓脂肪もピークだったということが容易に想像できます。
それが、わずか1か月で大幅に改善された、ということがこの表でわかると思います。
つまり、プチ断食はダイエットにも確かに効果があります。
そしてそれだけでなく、万病の元となる肥満を示す脂肪量を減らすのにも大きな効果があることが垣間見えるわけです。
僕は毎年、特定検診を2月か3月ごろに受けています。
その中の血液検査では、基準値をはみ出る数値がチラホラ目立つようになってきています。
血糖値、コレステロール、腎機能の数値などが要注意領域に侵食してきています。
ということはですよ。
もしこのプチ断食を次の検診まで続けるなら、そうした数値の改善が見られるのかもしれない、という大きな期待が湧いてきます。
プチ断食によって生じるオートファジーという素晴らしい仕組みによって、細胞レベルでリサイクルが生じ、細胞がリニューアルするのであれば、多くの生活習慣病をもたらす悪い数字が改善されても何の不思議もないことでしょう。
実際、僕がよりどころとしている、青木厚先生の「「空腹」こそ最強のクスリ」という本の帯にはこうあります。
こんな人はぜひ試してみてください!
・血圧、血糖値、コレステロール値を正常に戻したい
・薬を使わず、がん、認知症、糖尿病を予防改善したい・・・等々。
これは試す価値があると僕は思いましたので、ぜひともまずは来年の冬まで続けて、結果をまたお知らせしたいと思います。
さて、一口にプチ断食と言っても、やり方は発信者によって様々です。
いろんな方法を見て、自分がやりやすいものを取り入れたマイプチ断食ルールを作ったらよいと思います。
そのうち、僕がやっているプチ断食のマイルールをご紹介したいと思います。