Poppin’Partyのベース&ヴォーカル 牛込りみ(CV:西本りみ)
BanG Dream!よりキャラクターソング第三弾! チョコレイトの低音レシピ
バンドリ!キャラソン第三弾は、6月21日に花園たえ(CV:大塚紗英)と同日発売の、牛込りみ(CV:西本りみ)で「チョコレイトの低音レシピ」だ。
「チョコレイトの低音レシピ」
作詞: 中村航
作曲・編曲: 末益涼太(Elements Garden)
作曲者はキャラソン3人目ですが、全部共通しているのは、原作者による作詞と、エレガによる作曲という鉄壁な布陣です。
西本さんはベース担当ですので、今回もバンドサウンドではありますが、非常にベースが強調されたものとなっていますね。
それを象徴的にしているのが、タイトルの“低音”でしょう。
なかなか中村さん、絶妙な言葉のチョイスですね。
アニメでもチョココロネ大好き少女として描かれている牛込りみですが、チョコ調理では鉄板の“低温”とベースの“低音”をひっかけるなんて、とても思いつきません。
歌詞の中では、チョコ関係のワードが散りばめられていて、非常に甘~い歌です。
そして、やはり注目すべきは西本さんのキャラ声でしょう。
愛美さん、大塚さんもそれぞれ香澄、たえになりきって歌ってましたが、今回の西本さんのはそれ以上にキャラクターヴォイスで歌っているように感じられます。
まあ、テレビやラジオで、普段から西本さんはこの声でしゃべってますので、これは彼女の地声に近いのでしょうか。
しかし、ベースマガジン誌でのインタビューでは、
牛込ちゃんというキャラを通して歌うというのはすごく難しいんです!
声量があまり出ないので。
牛込ちゃんの声は喉を細めて出すのでけっこう難しいです(笑)
と語っておられます。
つまり、大抵テレビでもラジオでも、牛込りみになりきってしゃべってる、ってことのようです。
シングルでは、そんなほんわかした、か細い声で、西本さんは完全に牛込ちゃんになりきって歌っておられますね。
“cho! cho! cho! so sweet sweet! cho chocolate!♪”
もう、チョコが低温キープを忘れて溶けかかっているような、とろけるような歌声である。
かわいい牛込ちゃんのキャラを見事に演じきって歌っていると思われますね。
これまでの3作品の中では、THE キャラソン、という意味では頭一つ飛びぬけてる気がします。
なかなか強烈に中毒性のある楽曲になったと思います。
さて、この曲も、恐らく8月の武道館での披露は鉄板と思われますので、演奏にも注目しておきたいと思います。
これまでのロックバンドの感じより、ややポップなセンスが入った曲になってますね。
キーボードも全編にわたってピアノではない柔らかい音色が用いられてて、いっそうポップスな感じが演出されてます。
伊藤さん、出番ですよ!
今回はエレキはクランチっぽいストロークと、アルペジオがバックでささやかに聴こえてますね。
これは愛美さんと大塚さんで問題なく分け合うことができるでしょう。
唯一目立つギターソロは、短いですが、大塚さん余裕で披露してくれるに違いありません。
もしかしてここのソロだけでも愛美さんがやってくれたらすごい盛り上がると思いますが・・・、僕の単なる願望です。
ドラムに関して言えば、この曲もBPMは190超え、と結構な速さの楽曲になってます。
このレベルは大橋さん、いつもの笑顔で叩いてくれることでしょう。
そして、今回メインのベースですが、非常にうねってますね。
かなり気合入ってます。
そして、ロック色が薄まってますので、その分ベース音がはっきり聴こえてとてもいいですね。
曲中のいろんなとこで、目立ったプレイが見られますね。
そして、やはり間奏のソロは見せ所ですね。
きっと西本さんが余裕のスラップを見せてくれるにちがいありません。
また、歌いながらのうねうねベースラインもこなしてくれるのではないでしょうか。
要必見です。
では、武道館でポピパのメンバーがどのようにこの曲を調理してくれるか楽しみにして待つことにしましょう。
がんばってください!
c/w Yes! BanG_Dream! ~Acoustic Ver.~
そして、今回の目玉のもう一つは、西本さんによる「Yes! BanG_Dream!」のアコースティックヴァージョンだ。
彼女たちポピパの原点である「Yes! BanG_Dream!」であるが、彼女のブログではこう述べられてます。
全体的に少しゆったりとしていて、ぬくもりがあって、柔らかくて…。
優しい陽だまりが浮かんでくる、そんなアレンジになっています。
元気いっぱいの楽曲が、非常に牛込ちゃんらしく柔らかい雰囲気で歌い上げられてます。
これは始めて聞いたとき、一気に心を打ち抜かれてしまいましたよ。
こんなシンプルで飾り気がなく、素朴になった歌を聴けるとは、非常に驚かされました。
そして確かに牛込ちゃんならこんな風に歌うだろうな、というのを見事に西本さんが再現してくれてます。
歌詞の中で「In the name of BanG_Dream!♪」というところがありますが、「イン・ザ・ネイム・・」を「イン・ザ・にゃん・・」と聞こえる様に無意識で歌ってしまっていたらしく、直そうとしたともブログで語っておられます。
しかし、このままのほうが牛込ちゃんらしいということで、そのまま採用となったそうです。
その部分を含めてこの曲は非常に中毒性があります。
こんなすばらしいリメイクになるとは想像だにしてませんでしたよ。
聴いてたらついにやにやしてしまいます。
これは素晴らしすぎました!!
西本さん、グッジョブ!!
さて演奏についてですが、もう、演奏が可能かどうこうより、この曲をライヴで見たい!!!です。
まあ、テンポもゆったりですから、問題なくポピパで披露出来る楽曲と思います。
ギターもアコギのストロークがメインですし、ピアノも程よい味付け程度なので、大丈夫なはずです。
愛美さんor大塚さんのアコギ、伊藤さんのピアノ、大橋さんの猿の鈴、それに同期でドラム音源を流すいつものパターンでいけるでしょう。
あと問題はベースですね。
この曲は非常にベースが目立ってます。
レコーディングではフレットレスベースが用いられた、ということで、とても滑らかな音色を奏でてます。
そして、オリジナルではエレキが弾いているソロ部分を、今回はほぼベースがカバーしてます。
これは非常にいいですね。
ここまでベースで表のメロディをなぞることって珍しいです。
これはとってもいいアレンジになってます。
さて、西本さんはこれをキャラ声でメインヴォーカルを歌いながら全部弾けるのか、という問題が残ります。
僕は、彼女ならできる、と思います。
これまでも、楽曲中ベースを弾きながら、コーラスやハモリをばっちり決めてきましたからね。
ふわふわ時間(タイム)では、大塚さんと分け合いましたが、ちゃんとベースを弾きながらメインヴォーカルもこなしてましたしね。
それだけでなく、あの、ラップ部分も見事に歌ってました。
というわけで西本さんは、このキャラソンを、ベースを弾きながら歌うことは、できます!
ていうか、それを聴きたい、見たい、というのが僕の願望であります。
武道館でのセットリストに入るかどうかわかりませんが、いつかどっかの機会ででも、演奏を見られば僕は幸せです。
というわけで、西本さん、ベース&ヴォーカルがんばっててください!
まとめ
というわけで、バンドリ!キャラソン第三弾、ということでしたが、今回も非常に楽しむことが出来ました。
西本さんの、キャラクターになりきったヴォーカルにはとても惹きつけられます。
この一連のキャラソンは武道館で披露するために作られたと思われます。
しかし、彼女たちのキャパからすると曲数に限りがあるのは当然です。
となると恐らく、シングルのタイトルソング5人分が演奏される、というのが鉄板といえるでしょう。
ですが、僕は、この西本さんのイエバン(Yes! BanG_Dream!)だけは、なんとしてもライヴで見てみたいですね。
彼女のキャラ声でのイエバンも楽しみですし、それに加えて、フレットレスベースをプレイしながらのイエバン、たまらなく見てみたいです。
まあ、傍観者のわがままに過ぎませんが、勝手に期待してすみません。
それだけ、興味をひきつけられたということです。
最終的なセットリストがどうなるかはわかりませんが、武道館が楽しみです。(行けませんが。)
陰ながら在宅バンドリーマーとして応援してます。
がんばってください!
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