大きな成長を感じられる素晴らしいライヴでした Poppin’Party 4thライヴ BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館

Poppin’Party(通称:ポピパ)8thシングル初回限定盤には、武道館4thライヴブルーレイが付いてきます





2017年8月21日(月)、ついにPoppin’ Party(通称:ポピパ)は4thライヴ『BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館』を成功させました。
在宅バンドリーマーの僕は、恐らくこのライヴの映像化、商品化は来年の春まで待つことになるだろうと、首を長くして待つことにしていましたが、なんと、まさかの12月13日発売の8thシングル「クリスマスのうた」の初回限定盤に収録されると聞いて、狂喜乱舞したい気持ちになりましたよ、マジで。

↓↓↓ このCDに付属です。

こんなに早く武道館ライヴを見れるとは、生きていてよかった、と思いました。
というのも、既に公式YouTubeチャンネル「バンドリちゃんねる☆」で、7thシングル、Time Lapseの武道館でのライヴ映像が、フルバージョンで公開されていてそれがあまりにも良かったので、もう、期待しか出来ない状態にあったからなんです。
視聴者のコメントも、非常に良い反応で、今の時点で134万再生を超えています。

 

YouTubeでもそこそこ良い画質で見れますが、やはりブルーレイ画質には遠く及びません。
ついに大画面で美しいライヴを楽しめると思うと、もう、香澄の言うキラキラドキドキって気持ちはこれなのか、とさえ思いました。

 

しかし、非常に良いライヴだったと同時に、ライヴとは別の部分で大きな不満の残った部分がありました。

 

その辺は後半に述べるとして、まずは4thライヴを見ることができましたので、在宅バンドリーマーの僕がいつものように実況解説していきたいと思います。

BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館の実況解説 前半

1. ときめきエクスペリエンス!

まずはステージについて語らねばならないでしょう。
武道館の中心にセンターステージがあり、その上方に大型モニターが8枚、8角形の形で組まれており、武道館全方向から鑑賞できるようになっています。
これまで、幾つかのアーティストの武道館ライヴを見てきましたが、僕はこんなのは初めて見ました。
バンド的に、全方位から見られての演奏がどんな感じかわかりませんが、お客さんたちにとってはこれは非常に見やすくて良かったと思われますね。

 

オープニング映像に続いてカウントダウン。

 

そして、始まったのが、ときめきエクスペリエンス!です。
まさにアニメのオープニングの再現となってますね。
頭上のモニターにはまさにアニメのオープニング映像が流れ、下ではポピパが歌と演奏で見事にあの主題歌を歌い上げました。
もう、ここだけでゾクゾクしますね。

祈る空に 弧を描く流星が―― ハピネスとミラクルをのせて “はじまり”を告げている♪

この部分の美しいコーラスと、各楽器が加わっていくあの期待感がばっちり再現されているのをみて、ますます本編への期待が高まります。

 

このライヴのオープニングは、8thシングルリリースの少し前に、公式You Tubeチャンネル、「バンドリちゃんねる☆」にてフルコーラス公開されていましたので、何度も見ていましたが、やはりブルーレイは圧倒的に画質がよく、興奮がさらに高まります。

 

ライヴで何度か披露していることもあって、演奏は見事なものですね。
不安な面がもはや見られません。

 

愛美さんのヴォーカルは、自身のランダムスターのプレイと共に、しっかりと歌い上げてます。
そして武道館全体へ、しっかりとアピールできているようですね。
もう、声優という肩書きに匹敵する、ギターヴォーカルとしての肩書きをしっかりと身につけたようです。

 

大塚さんのエレキも、ずいぶんと安定してきてますね。
そして、顔で弾くことも忘れてません。
ロックギタリストとして、体全体をいっぱいに使って演奏を楽しんでいます。
見てるこっちも楽しくなる、そんなプレイが見られます。

 

西本さんはこの曲では指弾きでプレイしてますね。
もともと玄人っぽいプレイをしてくれてるだけあって、安定したリズムとグルーヴを生み出してます。
複雑なベースラインもコーラスをいれながら余裕でプレイしておられます。

 

伊藤さんも随分成長したと思いますね。
キーボード上を動く指がすごく滑らかになっているのが窺えます。
そして、この曲では様々な振り付けを見せてくれます。
演奏の合間を縫って、オーディエンスを煽ったりいろんなかわいらしい振り付けをしたりで、重要な役割を果たしていますね。

 

大橋さんも、この曲が出来たときはかなりてこずっていたらしいですが、しっかりと自分のプレイに消化吸収していますね。
何よりも笑顔いっぱいのプレイが、とても魅力的です。

 

STAFFの文字の書かれた黒いTシャツをきたカメラマンが、コメント欄でも話題になっていました。
動けないドラムの大橋さんと、キーボードの伊藤さんの二人の専属のカメラマンになっています。
6人目のポピパ、とか言われてましたが、僕はこれはとてもいいと思いますね。
前のライヴでも、同じ役割をもったスタッフがいましたが、これがセンターステージのため、より目立つ格好になったということでしょう。
でも、伊藤さんと大橋さんの、とてもいい表情を抜いていると思いますね。
ぜひともこの黒子カメラマンは続けて欲しいと思います。
黒子カメラマンさん、かわいすぎるドラマーとキーボーディストを、間近で見れるのは、あなたのおかげです。GJ!

 

武道館のライヴの1曲目ともなれば、緊張でがちがちになってもおかしくないところを、見事にいつもの楽しい演奏を見せてくれたと思います。

2.ポピパ武道館スペシャルメドレー(夏空 SUN! SUN! SEVEN!〜ぽっぴん’しゃっふる〜1000回潤んだ空)

ポピパのライヴではメドレーというのは初、ということになるのではないでしょうか。
曲数も少しずつ増えてきた、あれもこれも演奏したい、そんな葛藤の中での一つの方法としてメドレーは、ありだと思います。
ただ、この3曲ともフルで見たい超強力な楽曲だけにもったいない気もしますが、今回は短いとは言え3曲見れるのでよしとしましょう。

 

まずは、夏空 SUN! SUN! SEVEN!
やはり、日本人なら誰もが知っている三三七拍子だけあって、鉄板で盛り上がりますね。
伊藤さんが、盛り上げ隊長として会場を一つにしていきます。
そしてバンドリーマーさんたちも、その意を汲んで、クラップで参加です。
会場が一体になって、武道館全体でこの曲を演奏しているかのようです。

 

1番のサビが終わったところで、大橋さんのドラムがシャッフルビートを刻み始めぽっぴん’しゃっふるへ。
ま、これも絶対盛り上がりますよね。
安定したシャッフルのノリを見せるポピパは、とってもバンドらしく見えます。
1番が終わると、曲の途中でメンバー紹介をはさみます。

 

ウルトラスーパードラム 山吹沙綾役 大橋彩香

プリティベース 牛込りみ役 西本りみ

キラキラギターヴォーカル 戸山香澄 愛美

ミラクルダンシングキーボード 市ヶ谷有咲 伊藤彩沙

ダイナマイトリードギター 花園たえ 大塚紗英



大橋さんがドラムソロを披露したあと、3人がそれぞれドラムのリズムに乗せて各楽器のソロを披露。
結構たっぷり弾いてくれます。
そして最後の大塚さんのソロ披露が、そのまま、ぽっぴん’しゃっふるのギターソロとなる、って流れに。
この流れは、とてもよく考えられていて良かったですね。

 

ぽっぴん’しゃっふるの残りのパートが終わると、会場の煽りを始めて、そこから3曲目、1000回潤んだ空へ。
ちょうど、1番が終わって、雲が晴れるかのように盛り上がる部分からのスタートで、会場はまた一気にヒートアップです。
黒いロングヘアーを振り乱しながらプレイする大塚さんが印象的ですね。

 

このメドレーは非常に良かったですね。
もちろん、3曲ともフルで見たい、良曲ばかりなので盛り上がるのは当然でしょう。
しかしそれぞれをフルでやるときとは、曲の入るタイミングだったり終わるタイミングなどが異なるので、だいぶ練習したのではないでしょうか
ミスなく上手にこなしてたと思います。
また、3曲のつなぎの部分も、上手にやっていたと思いますね。
その辺はさすがバンドらしく、フレキシブルにそれぞれの楽器でつないでいました。
このあたりが、普通アイドルなどに見られるカラオケコンサートとの大きな違いかと思いますね。
各人の技量の向上が見られた、素敵なメドレーになっていました。

 

でも、次回はこの3曲はフルでやって欲しいとも思います。

 

この曲の後のMCでの汗だくの愛美さん、最高です。

3.きらきら星 〜はじまりのステージVer.〜

ここからアニメで登場した劇中歌の再現パートが始まります。
ちょうどアニメの第3話の再現です。
そのスタートは、やはりこの曲、きらきら星、ということになるでしょう。

 

アニメ放送時に、多くの視聴者を震撼させ、物議を醸したあの曲です。
僕はあの問題は、きらきら星で引っ張り過ぎたのが問題と思っていて、普通に使っていればそんなに違和感もなかったのでは、と思っています。

 

まあ、アニメでの扱いはさておき、ここで香澄が一人で、それも武道館のど真ん中できらきら星を歌いだします。
自然と手拍子で加わるバンドリーマーさんたち。
いや、これはこれで、全然アリではないか、と思いましたね。
愛美さんによるなかなか神々しいパフォーマンスだと思います。

 

そして、劇中同様、有咲(伊藤さん)がカスタネットを持たされ、引きずり込まれます。
「マジか」と言いながらも付き合わされる有咲。
そして、さらに劇中の進行どおり、りみがベースを持って登場
意を決して一歩を踏み出した、りみと合わせて3人で、ライブハウス「SPACE」での初めてのステージの再現です。

 

そして劇中で、ギリギリ到着したGlitter*Greenとの競演になった、きらきら星 〜はじまりのステージVer.〜を香澄、有咲、りみの3人で演奏です。
ドラムだけ打ち込みですが、愛美さんのギターヴォーカル、伊藤さんのキーボード、西本さんのベースで、かっこよく演奏しましたね。
音数が少ない分、各自のプレイが目立つわけですが、しっかりとプレイしている様子が窺えます。
この辺も成長が感じられて、頼もしいです。

4.私の心はチョココロネ

続いて、アニメの進行どおり、ギターのたえ(大塚さん)が加わります。
そして第5話の、有咲の家の蔵で行なわれるライヴ、クライヴ(たえ命名)の再現となります。
ここで演奏するのは、「私の心はチョココロネ」をフルコーラスで。

 

沙綾はまだ参加していないので、当然ドラムのみ打ち込みになりますが、香澄、有咲、りみそしてたえの4人で素敵に披露してくれました。
もはや、軽々と演奏している感があります。
これを成長というのでしょう。

5.STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜

続いて第8話の、文化祭でのライヴの再現です。
沙綾をメンバーとして誘っていましたが、結局ライヴには現われず、ドラム抜きの4人で演奏を始めようとします。
そこへ、ぎりぎり沙綾がやってきて、ドラムを叩くことになりました。
ここでの「いつでも」のセリフを聞くと、やっぱりこの沙綾参加の物語がとてもよかったな、と改めて感じて目頭が熱くなってしまいます。

 

そして、演奏曲は沙綾の気持ちを歌にした、STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜です。
もう、何度も披露してきた曲だけあって、安定のクオリティですね。
みんな上達しているのがよくわかります。
特に伊藤さんのキーボードが、余裕のプレイに見えてきましたね。

 

ついにポピパの5人が揃った、というところで、再現パートは終了です。

6. 光るなら

ここではカバー曲の演奏です。
アニメ「四月は君の嘘」オープニングテーマで、Goose houseの楽曲です。

 

ガルパ(スマホゲーム、ガールズバンドパーティ)で、すでにポピパの楽曲としてエントリーされてるのもあって、会場大盛り上がりです。
僕も、ガルパの中ではかなり好きな曲だったので、これはうれしい選曲でしたね。

 

今回はドラムと、一部シンセ等の装飾音が同期打ち込みになっていて、残りを演奏ということになっています。
で、ドラムの大橋さんは、星型のタンバリンとスティックを持って、みんなと一緒に動き回っています。
で、愛美さんのヴォーカルへのハモリに力を入れておられます。

 

やっぱり、愛美さんと大橋さんの歌とハモリは非常に親和性があって良いですね。
愛美さんは、歌は上手ですが、大橋さんのこれまた上手なハモリによって一層引き立っている気がします。

 

イントロのツインギターも見事に再現できてて、愛美さんと大塚さんも息がばっちりです。
西本さんも笑顔で指弾きベースを滑らかに披露してます。
伊藤さんは、ショルシン担いで踊ってますね。
シンセも弾いてはいると思いますが、ほとんどは同期で流れているようなので、安心して踊ったり会場を煽ったりしています。

 

とっても楽しい演奏が見れました。

7.キャラソンメドレー

ここから、5人のキャラソンがそれぞれショートバージョンで披露されます。
僕は、5人で演奏しながらを予想&期待していましたが、今回はカラオケでそれぞれ歌うものでした。
まあ、彼女らの負担を考えれば、当然っちゃ当然ですよね。
でも、非常に楽しめました

7-1.花園電気ギター!!!

先陣を切るのは、たえ(大塚さん)の花園電気ギター!!!です。
イントロでは歯ギター(エア)を披露して見せてくれて公約を果たしてくれましたね。
たった一人で武道館の中心で歌って、見事に花園ランドを作り上げました。
ストリートでアコギの弾き語りをやっていた彼女が、1万人を越える武道館で、青いサイリウムに包まれて歌う日が来るなんて、夢のようだったに違いありませんね。

7-2.チョコレイトの低音レシピ

続いてりみ(西本さん)の甘~いキャラソンです。
そんなに盛り上がる曲ではないですが、武道館全体をピンク色の甘~い世界に変えちゃいましたね。
りみの、緊張しながら一生懸命歌う姿が、心をうちますね。
バンドリーマーさんたちも温かく声援を送っていました。

7-3.遠い音楽 〜ハートビート〜

次は沙綾(大橋さん)の爽やかな曲です。
もはや、この人はソロコンサートもやってますし、アイマスなどでも歌ってますから、余裕のステージングですね。
武道館、何者?くらいの勢いで、しっかり自分の世界を表現していました。
やっぱり歌がうまいです。

7-4.す、好きなんかじゃない!

そして、有咲(伊藤さん)のあのツンデレソングです。
伊藤さん、有咲のツンデレぶりを上手に表現しながら歌ってましたね。
ちげーよ!(ちげー!)、うぜーよ!(うぜー!)のパートで、ちゃんと会場がコールで応えていて良かったですね。
最後に、次の出番の香澄が近づいて顔が近くなったときに「大好き!」っていって退場したのは、とてもほほえましかったです。

7-5.どきどきSING OUT!

そして最後はリーダー香澄(愛美さん)のロック曲です。
ランダムスターを背中にからって歌う愛美さん、かっこよすぎです。
盛り上げ方も、しっかりわかっておられて、会場は一体になってますね。
リーダーらしく、香澄になりきって見事なステージだったと思いますね。

 

こうして5曲披露したわけですが、最初はフルコーラスで見たかった、というのもちょっと感じました。
が、何度も見るうちに、楽器のない彼女らですから、このショートバージョンでちょうど良かったのかな、という気になってきました。
やはりポピパはバンド、ですから、あくまでもキャラソンはおまけにすぎないと考えるのが自然かもしれません。

 

でも、それぞれのキャラで歌ってくれて、非常に楽しいメドレーになったと思います。

8.走り始めたばかりのキミに〜Acoustic Ver.〜

ここからはアコースティックコーナーです。
毎度おなじみですが、やはり静かで音数が少ない中で演奏を披露するというのは、相当な緊張感があるのでは、と思われます。
そして、今回は、アコースティックの新曲がきました。
2ndと3rdライヴで、アコースティックの曲が2曲変わらなかったのが、ちょっと残念と思ってましたが、今回は何と2曲とも新曲で来ました。

 

まずは、メンバーの歌いわけの始まりの曲でもある、走り始めたばかりのキミに〜Acoustic Ver.〜

 

もう、聞き惚れてしまいました。
やっぱり相当練習したのだろう、と思われますが、間違いなく成長してますね。
もともといい曲だったのが、より一層魅力を増しています。

 

そして今回はセンターステージの中央で、5人が向かい合って演奏してるのがとても良かったですね。
お互い、時々目が合うと微笑みあう様子は、非常にいいシーンになっています。

9.Yes! BanG_Dream!〜Acoustic Ver.〜

そして続いて披露されたのが、始まりの曲のアコースティックバージョンです。

 

もう、言うことありません。
僕が変な解説する必要がないほど、上手になっていますね。
この人たちが声優さんたちだって、完全に忘れてます。
やっぱりアコースティックな楽曲ほど、バンドの実力や技量がよく見えるものですが、ポピパはバンドとして、成熟の域に達しようとしているのでは、と思わされます。

 

ほんっとに素晴らしい2曲でした。
一つ残念なことがあるとすれば、大橋さんの「猿の鈴」がなくなったくらいしか思いつきませんw

続きは次の記事で

文字数が増えすぎたので、次の記事、バンドリ! Vol.32 Poppin’Party 4thライヴ後編 BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館に残りを書いています。
読んで下さるとうれしいです。